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必要なくてもTOEIC試験を受けるメリット・デメリット

2020/10/05

必要なくてもTOEIC試験を受けるメリット・デメリット

 
英語学習者の中には必要としていなくても、TOEIC試験でのハイスコア獲得を目指して学習に励む方がいます。能力向上を図るツールとして上手に使うことでメリットが生まれるものですが、とりあえず感覚ではデメリットとなるケースもあります。

 

英語民間資格試験の在り方

 

試験を目指すための英語学習となると、どうしても試験でスコアを取ることに固執してしまい、求めている英語力とは違う方向性に向かってしまいます。
 
例えばですが、英語を話せるようになりたいという目標がある方にとって、ネイティブ発音の聞き取りや日常会話のナチュラルな英語表現を知ることなど、目標によって優先して学習すべき内容というのは異なります。
しかし、スピーキング能力を測ることのできないTOEIC試験を受ければ、スピーキング能力ではなく、語彙力を増やすことに意識が向いてしまうなど、目標達成に必要となるスキル強化が後回しになり弱点となってしまいます。
 
特に試験は英語力がスコアとして表示されるため、ハイスコアを獲得できれば英語力が高い、スコアが低ければ英語ができていないと勘違いをして、余計にスコア獲得に粘着してしまうのです。
 
あくまでも試験やテストは実力を測るものであり、高い点数を得て優越感を得るものではなく、苦手部分の洗い出しを行い、次につなげるためのツールであるということを理解しましょう。

 

必要であっても実力で挑むべき

 

試験を受験する必要がない人が試験を対象とすることで、必要とする英語力が霞んでしまうといったデメリットがありますが、英検や大学受験といった試験を目標として取り組む人であっても試験のスコアという呪縛に囚われることで将来役立つことのない飾りの英語力を身に付けてしまうケースが多々あります。
 
現代のグローバル社会で英語力を必要とする企業が増えたことで、英語スキルを身に付ける社会人や、英語習得に励む学生が増加傾向にありますが、求められているのはネイティブとコミュニケーションが図れ、ビジネスでも使いこなすことができる英語力です。
しかし、試験を目標とすることでスコア獲得に躍起になってしまい、穴埋め問題を解くスキルの強化に努めてしまったり、英単語や英文法を詰め込むといった暗記一辺倒の学習方法になってしまい英語を使い熟すというレベルには到達できません。
 
そのため、試験の必要性の有無に関係なく、将来の目的達成に英語力を活用したいという学習者にとっては、向かうべき英語力というのは一緒なのです。

 

まとめ

 

4技能が必要とされている現代では、TOEFLに注目が集まっており、TOEICを受けるのは意味がないのではなどと囁かれていますが、実力を測るためのツールとして挑むことに価値があります。ただし、試験を目的とした英語力に惑わされないように、正しい英語学習を行っていきましょう。

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