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音読やシャドーイング学習が難しい初心者はオーバーラッピングから

2020/11/05

音読やシャドーイング学習が難しい初心者はオーバーラッピングから

 
日本人が苦手とする英語の発音を身に付けるために音読やシャドーイング学習は有効な学習方法ではありますが、初心者にとっては難しいと感じることもあります。難易度が高いと感じる場合には、オーバーラッピングから始めてみることをオススメいたします。
 

誤った発音が身に付く音読学習

 
日本語とは異なる要素の多い英語の発音は、一人では正誤を判断することも難しく苦戦する日本人は多くいます。
音読やシャドーイングは実際に顎や舌を使う勉強方法となるため、発音を体で覚えていくことにつながりますが、英語学習を始めたばかり、あるいは初級レベルの方では効果的に英語力を向上できないケースがあります。
 
見た文章を声に出して読んでいくのが音読学習になりますが、単語の正確な音を知らなければカタカナ英語で読んでしまったり、例え単語の発音を知っていても単語がつながることで音が変化するリエゾンやリダクションといった知識が低ければ、誤った発音で読んでしまうことになります。また、英語は発音の正確さだけではなくリズムも大切となってくるため、憶測で無理やり進めれば間違った音が染み付いてしまいます。
 

テキストがあるシャドーイング

 
シャドーイングは参考となる音声を追いかけるように自身で発音していく学習方法です。一見誤った発音が身に付かないように感じますが、文法の知識が低い状態では小さな音で発音される前置詞などを見逃してしまう可能性が高く、音声通りに正確に発音することが難しくもあります。
 
そのため、発音や文法知識が低い初心者の方は、スクリプトを見ながらシャドーイング学習を行うオーバーラッピングから始めると良いでしょう。そして、慣れてきたらオーバーラッピングを行ってからシャドーイングを行うというワンセットにしても問題ありません。
 
ただし、英語を操るためには発音と文法どちらも理解する必要があるため、オーバーラッピングまたはシャドーイング学習で効率良く英語力を高めていくためには、発音に意識を向ける学習と、文法を理解する学習を個別に行い、後に音から意味まで一致させる能力を養う学習方法として取り入れていくことをオススメします。
 

まとめ

 
効果的に英語力を高める学習方法であってもレベルに合わない勉強方法では、英語への難易度を上げてしまい、効率的とはいかなくなってしまいます。
レベルの高い学習方法に取り組んでしまうことで誤った知識が備わってしまうリスクもありますし、英語習得の挫折につながってしまうので、取り組んで難しいと感じた時には、英語は向いていないのだと諦めるのでも、意地になって無理やり進めるのでもなく、まずは難易度を下げた学習方法に移行してみることも考えてみましょう。

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