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英語が話せるはグローバル人材の最低条件。英語研修の変化

2021/01/03

英語が話せるはグローバル人材の最低条件。英語研修の変化

 
国際化が進みグローバル人材を育成するカリキュラムを導入する大学が増え、企業内でも国際社会で活躍できる人材について模索し、英語研修の内容も変化しています。そして、英語が話せることは最低条件と考え、グローバル人材に求められる能力は高まっています。
 

TOEICを基準とした施策だけでは足りない

 
企業間取引などでも使用される世界共通語の英語を操れる日本人は少なく、海外進出や国際社会で事業拡大を図る企業にとっては英語力が問題となっていました。
そして、様々な企業で社員の英語力向上を図る英語研修が取り入れられ「英語を話せる・理解できる」にフォーカスを当てた研修計画が主流となり、英語力強化を図る取り組みとしてTOEIC試験を軸に置いた英語習得を行う企業が増えていきました。
 
しかし、リスニングとリーディングの2技能を測るTOEIC試験ではスピーキング能力が強化されることはなく、試験を対象とした学習ではコミュニケーションを図るための実用的な英語力が身に付かず、理想とする英語力とはかけ離れていることに気付き始めます。
 
さらにTOEIC試験や英語力だけに軸を置いた学習では、クライアントが興味を示す交渉やプレゼンが行えず、ただ資料を読むだけで発言が出来ない事が問題として浮彫となります。また、日本企業の働き手は日本人だけではなく外国人雇用者も増え、文化的背景を考慮し多様性を理解しながら仕事やコミュニケーションを行える能力も、グローバル人材に求められているのです。
 

英語研修の変化

 
英語力だけでは国際化に対応できるグローバル人材としては能力不足ではありますが、英語力がなければ何も始まりません。そのため、英語力はグローバル人材としての最低条件とも言えます。
 
そして英語研修では語学力向上を図る語学研修のみを行うスタイルが主流ではありましたが、現在では語学研修に加え、一定以上の英語力保有者は英語でのプレゼンや交渉術といった実践的な英語力を体系的に学び、国際対応可能な人材への成長を図る研修と組み合わせたスタイルが人気を集めています。
また、さらに上の優秀な人材には他国の歴史や文化などの教養を高めるリベラルアーツ研修などを取り入れ、社内のコミュニケーションや取引相手との交渉などで異文化によって生まれる障壁をクリアし円滑にするために必要な知識などを学ぶ研修を行う企業もあります。
 

まとめ

 
現在の国際社会ではグローバル人材が求められてはいますが、グローバル人材としてのスタートラインとなる英語力さえ備えている日本人が少ない状況でもあります。
また、会社の研修制度だけでは高い英語力を養えないこともありますので、自らが率先し継続的に英語学習に励むことが大切であり、ビジネススキル研修で多くのことを学び吸収し、実践的な能力向上に集中するためにも英語研修を受ける前にコミュニケーションを図ることのできる英語力へと昇華させておきましょう。

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