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英語学習の混乱。英文法や英単語の暗記学習はいらない?

2021/01/03

英語学習の混乱。英文法や英単語の暗記学習はいらない?

 
国際化や少子化により英語の需要が増し、英語を学ぶ学習者や英語を教える指導者の増加により学習方法も多様化しています。選択肢が増えることはメリットでもありますが、英語学習方法の選択に混乱を招き英文法や英単語の暗記学習が不要といった考えも囁かれています。
 

楽な方法に足が向いてしまう日本人

 
学生時代に暗記を中心とする教科としての英語という語学を経験し、英語を習得するのは大変である。難しいといった苦手意識が芽生え、国内では日本語だけでも困らないと習得を目指さない人が多い状況でもあります。
しかし、街中に外国人観光客や在留外国人が増え、日本人が英語で会話している姿を見てかっこいいと感じたり、仕事で英語が話せればよかったと感じるなど、英語に無意識に惹かれ本心では習得したいと願う方も多いのです。
 
参考書や問題集を解いたりする学習は学生時代に経験があり、大変というのは強く意識に刷り込まれていることでしょう。そのため、1カ月でTOEIC600点や、聞くだけで英語が身に付くといった簡単に習得できそうな方法に惹かれてしまいますが、容易く習得できる語学ではありませんので、鵜呑みにして取り組んでも成果が出ず、英語との相性が悪いからだとマイナスイメージを強めてもいるのです。
 

英文法や英単語知識を高める学習は不要?

 
インプット中心の学校英語教育の批判が高まり、アウトプットで楽しく学ぼうといった風潮に傾いていることが、英文法や英単語の暗記学習は必要ないと囁かれている要因でもあります。また、机に向かった単純作業となるインプット学習は面白くもなく、実際に外国人との英会話学習の方が楽しそうだと連想する方も多くいます。そして、海外留学だけで英語をマスターする方もいるため、アウトプットだけで英語力が身に付くという印象を強めていることなども、暗記学習が不要といった情報の蔓延を招いているとも考えられます。
 
しかし、英文法の知識を高めることや英単語を暗記する作業というのは蔑ろにしてはいけません。料理に例えるならば料理本を見ることも誰かに教えてもらうこともなく、包丁の使い方も分からず調理方法もめちゃくちゃ。勘を頼り進めるのと同じです。
そして、初級とも言えないレベルから参考資料もなく実践だけで能力向上を図るとなると、どれほどの時間が必要なのか、考えるだけでもゾッとするのではないでしょうか。
 
このように考えると、英語の英文法や英単語知識がいかに大切なのか気づけるのではないでしょうか。
 

まとめ

 
勉強というプレッシャーから解放され英語嫌いが加速しないように楽しみながら取り組むこと。コミュニケーションを図ることのできる英語を強化するために実践で使い続ける事。どれも間違いではありません。ただ、バランスが重要という事なのです。
覚えること、使うこと、またListening/Speaking/Reading/Writingの4技能をバランス良く強化していくことをオススメします。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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