外発的モチベーションだけでは英語をマスターするのは大変

外発的モチベーションだけでは英語をマスターするのは大変

 
友達が留学するから自分も留学してみようかな。上司が英語を巧みに話せるから自分も英語学習を始めてみよう。といった外発的モチベーションは、英語を始めるきっかけにもなりますが、そのモチベーションだけでは英語をマスターするのが大変な理由についてお伝えします。
 

曖昧な理由は成長を止める

 
人に感化されやすく、熱しやすく冷めやすいといった性格の持ち主でなくても、凄い人を見て自分も憧れるといったケースは少なくはないと思います。
 
英語という語学も憧れを持たれる傾向が強いスキルの一つです。
学校で英語を堪能に操る学生がいることや社内で英語を巧みに扱う動力を見て憧れ、英語学習に取り組んでみようとモチベーションを向上させる方は多いのです。
 
しかし、その外発的なモチベーションから英語学習に取り組む学生は、目的意識や目標がしっかりと定まっていないこともあり、英語学習を続けても英語習得までつながらない傾向が強いのです。
 
自身発信で英語学習を始め取り組む方と、人から影響されて英語学習を始める方には大きな差があるのは、何のために英語を使うかのゴールが明確になっているか、なっていなかの差でもあると言えるでしょう。
 

人の努力と自分の努力は別物

 
英語を話せる友人に出会うとカッコイイといった感情を抱く方は多いのではないでしょうか。そして、自分も同じように話せる様にするには、友人と同じ取り組みをすれば必ず同レベルまで上げられると勘違いしてしまうケースがあります。
英語力を上げるために、人のマネが必ずしも成功につながるとは限りません。
 
仕事であれば医療系従事者が営業職の英語の例文を幾ら暗記しても使い道がない様に、自身の生活にマッチした英語を身に付けていかなければいけません。そのため、例文などを沢山覚えることに時間を費やすよりも、英語の構造や規則と言った英語の基礎を理解することから始めることが大切なのです。
 
英語習得は、人のマネごとをして努力するよりも、自身に合った英語学習をすることが大切です。人にマッチした勉強法も、自身にはハマらないことは幾らでもあります。ただし、基本を理解するということは、どの分野の学習においても蔑ろにしてはいけないポイントであることを忘れてはいけません。
 

まとめ

 
英語学習もやる気や取っ掛かりは必要です。何を思い何を成し遂げるための英語力か、しっかりとした目標を持ちゴール地点を意識しなければ習得が難しい物でもあります。何となくだけでは成長が難しい語学習得のきっかけが外発的なものであったとしても、自身の内発的モチベーションを向上させマスターする意欲を持って英語学習に取り組むことが大切なのです。