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目指すはネイティブではなくWorld Englishes

2021/01/04

目指すはネイティブではなくWorld Englishes

 
日本人は英語を習得するにあたり、間違いを恐れるあまりにネイティブレベルを追い求め一向に英語を使用しないというケースは多々見受けられます。ネイティブのような完璧な英語、正しい英語ではなく、まずはWorld Englishesの英語を目指しましょう。
 

新しい英語の形。世界で評されるWorld Englishesの考え方

 
World Englishesとは、ノンネイティブが使用するコミュニケーションを図ることのできる生きた英語という意味になります。
世界にはアメリカやイギリスといった母国語が英語の国。フィリピンのように母国語と同等に公用語として英語を使用し第二言語とする国。日本のように生活するうえで必要としない外国語として学ぶ国があります。
 
そして、英語を使用する人口が増え、英語を使う相手がネイティブとは限らず、ノンネイティブ同士で英語を用いて会話を行うことが多くもなってきています。
 
その中で、母国語として使用しているネイティブの英語が正解であり、ノンネイティブの英語は間違いだという討論や思考はナンセンスなのです。どの英語も正しい、通じることに意味があるという英語の多様性を認めるWorld Englishesはグローバル化の現代に適した考え方であると言えるでしょう。
 

正誤に踊らされないことが英語習得につながる

 
日本では英語という語学は言語という位置づけよりも教科としてのイメージが強く、学期末テストや模擬試験。大学受験やTOEICといった英語民間試験などのテストを目的とする習得が多いため、解答に対して「通じるか」ではなく正しいか間違っているかの正確性で正誤が判断されてきました。
その結果、失敗したら恥ずかしいという思いを強め、正確で完璧な英語レベルに過剰に敏感になってしまい、英語を話すことに対して臆病になったり、せっかくの交流チャンスが訪れても積極的になれないといった状況を作り出しています。
 
英語を習得するためには実践で使うこと、使い続けることが必要です。
ネイティブ講師から教わらなければ通じる英語が身に付かないと考えるのは時代遅れでもあり、完璧な英語にこだわり過ぎて、完璧でなくても伝わる英語すら使うことが出来ない状況が問題でもあります。ネイティブ英語に固執し使わないのでは一向に英語習得の望みは叶いません。
 

まとめ

 
国際交流が盛んな現代では伝わる英語が重宝されています。必要に応じてアカデミックな英語力、ビジネス専門分野に精通した英語知識、ネイティブと同等に英語力を高めていくことができますので、まずはWorld Englishesの考え方に沿って失敗を恐れずに英語で交流することを目指してみましょう。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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