実践的な英会話力向上や強化につながる教材選びのポイント

実践的な英会話力向上や強化につながる教材選びのポイント

 
英語学習に取り組むにあたり英語教材にお世話になることも多いでしょうが、安い買い物ではないため失敗したくないと感じる人が大半です。今回は実践的な英会話力にフォーカスを当て、英語力向上や強化につながる教材選びのポイントについてお伝えいたします。
 

売り文句を当てにしない

 
英語を話せるようになりたいという思いを抱くも、なかなか習得することが出来ないことから、教材が売りにしているキャッチコピーなどに引き寄せられてしまう学習者が多いことでしょう。現在英語教材市場も賑わっており、自社製品を多く販売したいと考え、他者製品と差別化を図るために魅力的な宣伝文句に力を入れてしまう企業も少なくありません。
 
しかし、聞くだけで話せるようになる、1日10分の勉強で英語が操れる、1カ月後にはペラペラといった売り文句は心に響くかもしれませんが、翌日に英語をマスターできる魔法もありませんし、画期的なノウハウがあれば日本人はとうに国際社会で困ることのない英語力は身に付けている事でしょう。
 

会話を想定した内容の教材を選ぶ

 
英会話を強化したい人にとって試験を対象とした内容であれば的を射ていないため、望む英語力をレベルアップさせることは難しくなります。
また、上司や友人など相手によってもベストな表現というのは変わり、フレーズ紹介型の暗記教材では会話の広がり、会話の流れをイメージできずに実践で使うことが出来ないといったリスクがあります。
そのため、一問一答に箇条書きでのフレーズ紹介といった形式ではなく、一連の会話で英語を使うシーンを想像できるもので、さらにイラストや映像があれば記憶に残りやすくイメージで捉えやすくもなるのでオススメです。
 
また、制作陣にネイティブが参加しておらず、バイリンガル英語講師がベースを作っていることもあり、実際にネイティブが日本で販売されている参考書や問題集を手にして違和感を覚えるケースというのは少なくありません。
世界共通語としてノンネイティブの英語使用者が多い現代ではネイティブ英語ではなく、伝わる英語を習得することで十分な英語力と言えますが、細かなニュアンスやネイティブ英語を意識している方は、この点も注意しておくのが良いでしょう。
 

まとめ

 
英語教材にもテーマとする英語力が設定されています。そのため、時間や費用を無駄にしないためには自身の目的に沿った教材を選ぶことが大切なのです。
特に日本では試験英語が出来ても話せない方が多い状況でもあるため、英会話力を高めたい方は試験対策で行っていた学習方法では効率的に向上させることが難しいということを理解して、コミュニケーションを図れる英語習得に励みましょう。