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TOEIC S&W試験。受験メリットと必要性について

2021/03/02

TOEIC S&W試験。受験メリットと必要性について

 
一般的にTOEIC試験といえばリスニング・リーディングスキルを測るL&Rの試験になりますが、TOEICにはスピーキング・ライティングスキルのビジネス英語力を測るS&Wもあります。今回はTOEIC S&W試験の受験メリットと必要性についてお伝えいたします。
 

TOEIC S&Wの試験について

 
試験時間はスピーキング20分、ライティング60分の計80分。
TOEIC S&W試験はマークシート解答形式のL&R試験とは異なり、直接パソコンに入力したり、音声を吹き込んだりする受験スタイルになります。
そのため、タイピング速度が遅い方は、時間が足りないと強く感じてしまうかもしれません。
 
そして、スコアはスピーキングパート・ライティングパート各200点の400満点となります。日本人の英語力は水準を下回る能力レベルとして各国に周知されている状況であり、TOEIC S&Wの2019年の平均スコアではspeaking/112点 writing/132点。英語を公用語とするフィリピンではspeaking/151 writing//173点。中国ではspeaking/124 writing//146点であるためアジア諸国内で比較しても、やはり英語の運用能力は高いとは言い難い状況と言えます。
 

受験するメリット

 
TOEICはビジネス英語を測定する英語試験でもあるため、ビジネスにおいて必要となる、他人の述べたい問題の意図を適格にくみ取り相手が理解しやすいように解決策の提案といった、英語力だけではなくビジネスシーンで必要となるビジネス能力が問われる問題が多く出題されることとなります。
そのため、ビジネス知識が浅い方はハンデになるかもしれませんが、学べることが多くあるのです。
 
TOEIC S&Wは就職や昇給の条件とされることは稀ですが、現在のグローバル社会では使える英語力を備えている人材を欲しているため、現代の要求に見合った人材であるとアピールすることのできる資格試験でもあります。
 
TOEIC L&R試験を対象としたインプット学習だけでは英語を操れるようにはなりません。TOEIC L&R試験で得た知識を最大限に活用するためには、アウトプット能力が必要となりますので、自身のビジネス英語力強化のためにS&Wを受験し役立てると良いでしょう。
 

まとめ

 
英語の試験は能力を示すものとして活用されることが多く、自分の能力を試すものとして利用する方は少ないと言えます。そのため、TOEIC L&Rに意識がむき、スコア獲得に固執して試験テクニックを磨くことに執着し、脱線した英語学習で実力を向上させられていないというケースは多いのです。
そのため、ビジネス英語力を磨きたい方だけではなく、TOEIC L&R試験でハイスコアを獲得している方が使える生きた英語力がどれほどなのか試すためにTOEIC S&W活用し、能力向上に必要となる問題を洗い出して、さらなるレベルアップにつなげていくことをオススメします。

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