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英語の楽しさを残しながらテストに挑む英語検定Jr.の特徴

2021/03/02

英語の楽しさを残しながらテストに挑む英語検定Jr.の特徴

 
幼少期での習い事では英語を楽しみ関心が高かったけれど、小学校になり教科として変化することで苦手意識が生まれてしまうお子様もいます。そして、その要因がテストでもあります。今回は英語の楽しさを残しながらテストに挑む英語検定Jr.の特徴についてお伝えいたします。
 

英語検定Jr.の照準は小学校の外語活動

 
2020年の教育改革により、今まで小学5、6年生が行ってきた聞くこと話すことに焦点をあて、コミュニケーション中心の英語活動により英語に慣れ親しむというカリキュラムが、小学校3、4年生で導入されることとなりました。英語を学ぶのではなく英語というツールを使用して活動することに重きを置き、リスニング・スピーキングがメインの取り組みにより中学年で英語への抵抗を無くし、高学年で教科に移行することで、中学校の英語学習の接続をスムーズに行うことが意図でもあります。
 
そして、英語4技能を測る一般的に認知されている英語検定とは異なり、異文化や言語への理解、英語でのコミュニケーションを図る積極性の育成などを目的する外語活動による成果を測ることができるのが英検Jr.の特徴でもあります。
 

英語検定Jr.の目的や特徴

 
英語検定Jr.では英語をマスターするということよりも、英語への興味や関心を高めるために英語の入り口を親しみやすいものし、英語と触れる機会作り出すこと。
コミュニケーションを図るツールとして世界の人々と交流することが可能であり、異文化交流による幅広い知識の吸収は自己の成長につながることなど、大人が見失いがちの英語習得の素晴らしさを子供に教える目的を示しています。
 
対象となる年齢は幼児から小学生。試験レベルは「BRONZE(低学年レベル)」「SILVER(中学年レベル)」「GOLD(高学年レベル)」の3つで構成されています。結果は合否ではなく正答率で判定され、子供の「できた」を尊重して成功体験を重ねる喜びから、勉強が嫌いになりやすい外発的動機付けではなく内発的な動機付けにより英語習得の意欲を高められます。
 
そして、試験内容は外語活動に照準していることもあり、測られるスキルはリスニング能力のみとなります。英語耳を養うことはとても大切であり、インプット中心の試験勉強しか行ってこなかった学習者はリスニングに苦戦し、聞き取りの重要性をひしひしと感じている方も多いことでしょう。
また、オールカラーで英語の楽しさを削がない工夫も英検Jr.の特徴といえます。
 

まとめ

 
英語検定Jr.では英語習得に向けて必要な「英語を楽しむこと」「英語の本来の役割」「英語を学ぶメリット」など、試験対象とした学習者たちが忘れがちな要素が組み込まれていると言えます。進学や就職などでアピールする際には英検の方が有効ではありますが、英語習得に導いてくれる思考を子供の頃に確立するために利用するのも手であると言えるでしょう。

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