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日常英会話の英語習得を目指すならTOEICより英検を活用

2021/03/03

日常英会話の英語習得を目指すならTOEICより英検を活用

 
英語習得を試みる際に、英語民間試験を利用する方もいます。ビジネス英語力を測るTOEICは就職やキャリアアップなどに活用することができるため、日本国内では人気でもありますが、日常英会話の英語習得を目指すならTOEICより英検を活用するのがオススメです。
 

英検の試験内容

 
英語検定はTOEICとは異なり、7つの級で構成されています。
 
中学初級レベルと言われていますが小学生などの低年齢の子供も受ける5級が最も簡単な英語検定となります。そして、中学レベルの文法や単語知識が必要となる4級、3級。高校生の授業レベルでは準2級、2級が妥当と考えられ、大学生や社会人となれば受験する理想は準1級、1級になります。
 
英語検定は4技能を測るテストとなり、1級~3級はライティング・リーディング・リスニングのペーパーテストが一次試験として設けられ、一次試験をクリアしたのみ二次試験の面接に挑むことが出来ます。
4級、5級はリーディング・リスニング能力を測るものとなり、スピーキング能力はペーパーテストの合否に関係なく、録音方式で受験することが可能な独立した試験になります。
 
一方でTOEICにはTOEIC L&RとTOEIC S&Wがあり、一般的に受験するのはリスニングとライティングスキルを測るTOEIC L&Rとなるため、使える英語を操るために必要なアウトプットを測ることが出来ません。
 

英会話力向上に役立てる英検

 
英語を言語として操るために必要なアウトプット力を測れることもポイントなのですが、英検では専門性の高いフォーマルな英語よりも、ネイティブが使用する熟語や表現が多く出題されているため、実用的なカジュアル英語を学びたい学習者には、日常英会話力の向上や、実力を試すツールとして活用することが出来ます。
 
また、英語教材や英語学習本などで、ただフレーズを覚えていくよりも、会話の一連の流れから英語の表現を学ぶことでイメージも捉えやすく、使い方のコツを掴みやすくなります。英検で出題される問題は友人同士や親子の会話に、接客でのやり取りといった日常会話からピックアップされることが多く、会話形式で展開されていくため、ビジネス英会話ではなく日常英会話を身に付けたい学習者にとっては、必要な英語力を高められる試験でもあるのです。
 

まとめ

 
TOEICではビジネス関連のボキャブラリーが必要となり、日常で使用しないマニアックな単語も覚えなければなりません。普段使用しない単語や文法を暗記するのに時間を費やしてしまえば、自身が求めている英語習得の遠回りとなってしまいます。
そのため、日常英会話を強化したいと考えている方は、TOEICよりも英語検定で資格取得に励んでみては、いかがでしょうか。

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