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TOEICはあくまで中間目標。英語レベルに上限を作らない

2021/05/02

TOEICはあくまで中間目標。英語レベルに上限を作らない

 
英語力を求める社会人は増加傾向にあり、ビジネス英語に対応した試験でもあるTOEICの受験を試みる人も多いことでしょう。しかし、中間目標として英語学習を行い、スコア獲得後も実践的な英語力習得に向けて励まなくては英語レベルに上限を作ってしまう結果に陥ってしまいます。
 

TOEIC試験で得られる力

 
英語習得において最終的に身に付けたいと考え理想としているのは、Listening/Speaking/Reading/Writingどのスキルにおいてもコミュニケーションを図ることのできる英語力ではないでしょうか。
 
しかし、就職や転職で定番となっているTOEIC L&Rはリスニングとライティングを測る試験であり、さらにスコアに固執して実力の向上よりも試験テクニックで点数稼ぎに走ったり、マークシートという選択して解答するという方法になるため、TOEIC試験を対策とした学習だけでは英語力に偏りが生まれ、実践で求められているスキルを向上させることが難しくもあります。
 
TOEIC試験は、ビジネス英語の知識を高めることはできるのですが、どうしても英語を自身で構築して言葉で伝える能力を強化できずに、スコアと実力に差が生じてしまうという人が後を絶たない状況でもあります。
 

ペーパーテストは実力を測るツールという認識で

 
TOEIC試験でハイスコアをとるためには、基礎英語力がなければ難しくもあります。そのため、英語を不得意としている日本人からすると、例え実践で使えない英語力であっても、高得点を取れるというだけで、すごいと感じ賞賛することでしょう。
しかし、賛美の声に満足して試験を対象とした学習だけを行い続ければ、いざ英語で何かを学んだり、武器として挑戦する際には、使えないことに気づき落胆することになります。
 
語学は無限と言えるほどに知識を蓄え能力を延ばすことが出来ます。試験だけを見据えた学習では英語力に上限を作ってしまう結果となるため、ペーパーテストのスコアはあくまで試験の力であって運用能力とは別であるということを忘れずに、本来の目的とする洗礼された英語力習得に向けて英語学習に励みましょう。
 

まとめ

 
能力が点数として可視できることで、実践と試験で求められる能力の違いが分かっていてもスコアに固執してしまい試験に特化した学習方法を選択してしまいがちです。
 
TOEIC試験よりも難しいとされ4技能を測ることのできる英語民間試験はありますので、TOEIC試験にこだわらずに、TOEFLやIELTSといった試験に挑戦してみるのも良いですし、知っている知識がどれほど対話で通用する生きた英語力なのか知るために実践的な英語学習に励むようにしましょう。

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