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合格に必要な受験科目は一つではないため、教科ごとに何から取り組むべきか悩まれることでしょう。そして英語は不得意や苦手意識から、余計にスタートのさせ方が難しいと感じやすい人もいます。今回は、大学受験の初期に悩みやすい英語学習方法についてお伝えします。
英語だけに限らず、現在の自身の能力と受験合格に必要な能力値を洗い出し、残り期間から逆算していき到達するまで、どれほどの期間が必要であり、1日どれほどの時間を勉強に費やせば良いのか明確にすることが大事になります。
やる気が起きないといった理由や、とりあえず感覚で学習計画を立てずに勉強をスタートさせてしまう人もいますが、英語習得にしても受験合格を目指すにしても、学習の道筋を立てずに感覚だけで学習を行うのでは、目標期間内で求める能力値まで高めるのは困難になります。
そして、英語学習で陥りやすいのが、試験を突破するだけの英語力を強化してしまうことです。外語学部や国際教養学部といった使える英語力が必要となる進学先では、試験英語だけでは乗り越えることのできない壁に阻まれることになります。
大学在籍中に英語レベルを上げることも不可能ではありませんが、受験段階から試験対策中心の勉強方法で試験に特化した英語力を身に付けるよりも、コミュニケーションとしても対応できる英語力を備えた方が学び直しも必要とすることもないため、賢明な選択とも言えるでしょう。
英語学習をリスタートさせる社会人にも同様の傾向がみられるのですが、英語の再度学び直し学習を行う際に多くの方は英語の基礎知識が詰まっている中学英語からおさらいし、高校英語に進み、TOEIC試験や受験に特化した傾向と対策学習に移行するのではないでしょうか。学習計画を練るための実力を調べる手段として問題集や参考書を手にした勉強方法に取り組むのは良いのですが、そのまま継続させ続け穴埋め問題や選択問題といった試験特有の解答方式ばかりに取り組んでも使える英語力を高めることはできません。
また、英語力に磨きを掛けることが難しかった学校教育の授業を真似た勉強方法では、受験勉強の中盤から英語力が上達せずに学習方法に疑問を抱くようになり、受験当日に間に合わないといった焦りや不安が押し寄せてくる原因にもなります。
そして、苦手意識や嫌いといったマイナスイメージを持っている方は英語学習での足枷となってしまうため、日本語を当てはめて考える「難しい英語」から脱却することが重要でもあります。
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英語学習でまず初めに行うべきは、誤った基礎を取り払い、正しいものに構築しなおすことです。この一つの変化で、多様化する学習方法から正しい英語学習を導きだすこともできますし、日本人が不得意とする英文構築の理解も深まります。なかなか向上しない英語学習に時間を費やしストレスを抱えるのではなく、効率的に試験でも実践でも学習に取り組んだ分使える英語力が向上していく勉強方法に切り替えてみてはいかがでしょうか。
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