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TOEIC満点の大学生が使える英語に成長させるための学習

2021/06/01

TOEIC満点の大学生が使える英語に成長させるための学習

 
日本には民間英語試験のTOEICで満点を取る方は多くいます。高校受験や就職活動などで、志望校や就職先の面接の際に提示するスコアですので、TOEICスコアをアップさせようといった取り組みをする傾向にあります。今回は、TOEIC満点の大学生が使える英語に成長させるための学習についてお伝えします。
 

TOEIC満点後に取り組む英語学習

 
TOEICは英検に並び日本人が多く受験する民間英語試験になります。
また、TOEICは学生も社会人も受験することもあり、満点を獲得する人は少なくはありません。進学や就職のアピールポイントとして利用できるメリットはありますが、それは国内においてだけであって、海外の大学進学や海外でのビジネスに活きるケースは非常に稀だと言えます。
 
そもそも、TOEICは2技能(ListeningとReading)を測る試験になるため、「話す」「書く」英語力を測ることができず、満点を獲得していても使える英語力が備わっているかは別問題になります。
 
そして、現代のグローバルな世の中において、4技能が揃っていなければ意味がないといった風潮でもあるため、TOEICの満点が人に自慢できるほどの英語力を養えているかは、その英語の質によって違うと言えます。
 

使える英語に成長させるための学習

 
なぜTOEICで満点取れるのに、英語が話せない・書けないという状況が起こるのかと言えば、その答えは案外簡単で英語の本質を正しく理解せずに試験に取り組んでいるケースが考えられます。
 
TOEICは2技能でマークシート方式のペーパーテストであるため、自身で英文を書く必要もなければ、面接官と英語を使ってコミュニケーションを図るような試験もありません。
ですので、TOEICの過去問や傾向と対策を練って取り組むと案外ハイスコアを取れるというケースは多いのです。
 
このような英語学習法に取り組んだとしても、使える英語力は養えません。
では、どのような英語学習が必要かと言うと、英語には構造や規則といった概念があり、基礎が理解できていない状態で単語や文法を暗記しただけでは、英語を正しく構築することはできないため、まずはこの基礎を身につける必要があります。
 
基礎を疎かにしているという意識がないのも仕方がない話で、学校教育で英語の基礎構造についての学習への取り組みが行われておらず、英語を使うことへの意識が低いことが問題となっているのです。
 
インプット学習も大切ですが、その後のアウトプットしていくことも英語を使いこなすには必要です。TOEICで満点を取れるだけの時間を英語に費やしているのですから、本当に苦手意識を持っている方よりも正しい英語学習に取り組んでいけば、高い英語力を養うことは、そう難しい話ではありません。
 

まとめ

 
TOEICは高校生・大学生・社会人などが多く受験する試験で、満点スコアを取る方がいらっしゃっても不思議でもないのですが、その方々の中に英語が全く話せないという事の方が問題があるとも考えられるのです。折角満点が取れ、英語を要領よく覚えられるだけの知識があるのですから、正しく英語の基礎構造や規則を学び覚えた情報をすり合わせていき、使える英語に昇華させることをおすすめします。

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