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TOEIC試験リスニング対策。英語を聞き続けるは有効?

2021/07/03

TOEIC試験リスニング対策。英語を聞き続けるは有効?

 
義務教育時代から読み書きを中心に行ってきた日本人にとって、発音に関する知識が浅くリスニングを苦手と感じる人も少なくありません。リスニングに慣れるために英語を聞き続けるという方法を取り入れる方も多く、TOEIC試験リスニング対策として有効かお伝えします。
 

リスニングセクションでスコアが伸びない

 
TOEIC試験のリスニングセクションでスコアを伸ばせない理由として、まず単純に考えられる理由が英語レベルの低さです。リスニングに限らず、Listening/Speaking/Reading/Writingどの技能でも英単語や文法知識が不足していれば意味を理解することはできません。
 
そしてスピーキングやリスニングになるとプラスで発音知識も必要となり、理解できない音はただの呪文のようにしか聞こえないため、聞き取れる音を増やすための学習を行わなくてはなりません。さらに音に集中しすぎるあまりに内容が残らないといった悩みを抱える受験者もおりますし、音が聞き取れても意味を理解するまでに時間がかかり過ぎてしまいスピードに追い付けず解答できないという事態を招くこともあります。
 

聞くだけ学習は定番でも効果なし

 
リスニング力を向上させるためには音声知覚が必要となりますが、基礎力強化の学習工程を飛ばして、いきなり聞き流し学習を行っても拾うことのできる音もなく、例え聞き取れても文法基礎力がなければ内容を理解することはできません。
 
そのため、聞き流すだけで英語が上達する教材などが販売されていますが、BGMを聞いている感覚で右から左に流れてしまうだけになるため、英語力向上は望めません。
そのため、聞き流すのではなく、音をキャッチする学習や音声と意味を結びつける学習を意識的に行う必要があります。
 
また、聞いた音を互換性のない日本語に翻訳せずにダイレクトに英語で捉えイメージと結び付けるという、音を取り込んで意味を理解するまでのスピードを速めるためのトレーニングも必要となります。
 

まとめ

 
TOEIC試験のリスニングセクションでスコアが伸ばせず躓いてしまう理由は一つだけではありません。要因となる歯車が一つかみ合わないだけで、理解ができない、聞き取れないという状況に陥りスコアを落とすことになります。
試験だけではなく、実践でも今回上げた問題点は改善しなければ、円滑なコミュニケーションを図ることが難しく、実践の方がリスニングのハードルも上がりますので、聞くだけ英語学習といったものに惑わされることなく、正しい学習方法に取り組むように心がけましょう。

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