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音声に付いていけない。シャドーイングは聞き取り力も大事

2021/10/02

音声に付いていけない。シャドーイングは聞き取り力も大事

 
シャドーイング英語学習に挑戦してみるけれど、口が上手く回らずに音声に付いていけないと悩まれる学習者もいます。発音するという行為に慣れていなければ難しいと感じてしまうものですが、聞き取り力に問題があるケースもあるため、意識して学習を進めましょう。
 

音声をキャッチできない聞き取り力

 
シャドーイングは音声を追いかけ、自身で発話していく英語学習法になるため、そもそもモデル音を聞き取れなければ、発話につなげることが不可能になります。
 
英語の音を文章単位で聞き取るためには、単語の正確な音声、音声変化などの基礎知識が必要となります。基礎力が低ければ流れる音声は英語と認識されず、聞いた音を予想で真似することにもなってしまうため、誤った音を吸収してしまうリスクもあります。
 
そして、英語の聞き取り力が低い方は、聞くという作業に集中力が注がれてしまい、自身で発話するという次のプロセスに脳と体が追い付かなくなってしまいます。
 
リスニング力が不足している人にとっては、効果が期待できない学習方法になってしまいますので、聞き取れるレベルに英語力を仕上げておくか、レベルを下げた教材を選択したり、難易度を下げた取り組み方で進めると良いでしょう。
 

音だけで音声を理解するのは難しい

 
音を真似するという行為は簡単に見えるかもしれませんが、音という情報だけで言葉を真似していく行為は日本語であっても案外難しいものです。
雑音がうるさい環境であっても、音に意識を集中しなくても相手の言葉を理解できるのは、日本語を使い続けて来た経験からパターンを予測することが出来るからです。
 
英語の音に関しても内容を理解するという行為を完全に排除して、耳だけでキャッチしようとすれば難しいと感じて当然。また、音を聞くという行為に意識が集まり過ぎてしまえば、発話するという行動への瞬時の切り替えが困難となります。
 
シャドーイング学習では、発音を正確に真似することではなく、音を聞いて意味を理解するまでが目標となりますので、シャドーイング学習に励む前に基礎的な英語力を向上させておくようにしましょう。
 

まとめ

 
英語を聞いて発音できない、口が回らない原因は、発話する力ではなく聞く力にも影響しています。また、シャドーイング学習は音を真似する学習方法といったイメージが強いため、音に集中しすぎてしまうことで、頭では分かっているのに発話する工程が上手く働かないこともあります。シャドーイング学習は効果があるの?自身のレベルに合わない?と感じた時には、自身の足りない力について考えてみましょう。

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