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教育レベルは高いのに英語は残念。問題なのは学校?講師?

2021/11/02

教育レベルは高いのに英語は残念。問題なのは学校?講師?

 
日本の教育水準は決して低いものではありませんが、英語と言う語学を対象として見たときには、高いとは言い難い状況です。教育レベルは高いのに英語はなぜダメなのか、日本人はなぜ英語ができないのか、学校や講師の問題点を見ることで改善策が見えてきます。
 

アウトプット量が少ない授業

 
英語教員の中には、留学経験があり、英語をネイティブ並みに流暢に操ることが出来る人もいますが、外国人とスムーズなコミュニケーションを図れるほどの英語力が備わっておらず、ペーパーテストに特化した英語力に留まっている人も少なくありません。
そのため、発音指導が上手ではない、もしくは、できない先生も散見されます。
 
また、現在では教育改革により使える英語力を意識した取り組みが小学校から行われ、アウトプット量も増えていますが、教育改革前は、先生が読み上げる英語を教科書やノートに書きこむスタイルがメインで、英語のアウトプット量というのは目に見えて少なく指摘され続けていた部分でもあります。
 
そして、幼稚園でも外国人講師を採用しているケースもありますが、週1回や月1回の決して多いと言えない頻度で外国人教師が授業を行う学校も多く、気休め程度では外国人と英語で話すという力が養われることはありません。
 

難しい英語から抜け出す術を知らない講師

 
学習指導要項に沿ってカリキュラムを定めていく学校の先生たちですが、どのように生徒に教えるかは教員によって異なります。多様性がある一方で指導力のない講師と出会ってしまうことで、英語だけではなく他教科においても成長度合いに影響を与え、教科の好き嫌いが分かれてしまいます。
 
そして、英語は特に苦手意識を抱きやすい教科になります。
これは、日本語と英語の言語構造や発音の違いが大きく、日本語に慣れてしまっている日本人にとっては容易く浸透させられるものではないという理由が考えられます。
言語構造の違いは致し方のないことではありますが、この難しいと感じる壁を取り除くための方法はあります。
 
この違いをしっかりと生徒に教授することが教員の務めでもあるのですが、教員免許を取得し学校に勤めている教員も、英語を日本語に訳した日本語英語を教わり、ペーパーテストのために暗記型の詰め込み式で英語を学んできたため、英語の本質を知らず、教えることが出来ないという状況でもあり、負のループが続いているのです。
 
そして、英語を感覚で養ったバイリンガル講師も、例え英語の運用能力が高くても英語と日本語の壁を取り払うための方法を知らないため、英語が嫌いや苦手といった感情を抱く学生の悩みを根本から解決してあげることは難しくなります。
 

まとめ

 
日本の教育レベルは低いわけではありません。ですが、英語に関しての指導レベルが低いのは、英語の構造や規則性といった英語の土台となる基礎を教えずに、互換性のない日本語に無理やり置き換えたり、暗記でどうにかしようという英語の扱い方が長年に渡り受け継がれているからです。この難しいと感じる要因を取り除いてあげなければ、実践的なアウトプット学習も、知識を蓄えるインプット学習も能力として蓄積されず、成果が見えづらい英語から抜け出せないということを理解しなければなりません。

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