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少しでも聞き逃すとパニック。英語リスニング力との向き合い方

2021/12/02

少しでも聞き逃すとパニック。英語リスニング力との向き合い方

 
英語民間試験でのリスニングセクションでは聞き逃した際に、繰り返して音声を聞くことはできません。そのため、少しでも聞き逃すと一気にパニックになってしまう人もいることでしょう。今回はリスニング力アップの学習方法ではなく、向き合い方についてお伝えします。
 

一言一句を聞き取ろうとする癖

 
英語のリスニング力について、少しでも英語を聞き逃したり、分からない単語があると急に焦って頭が真っ白になってしまうという悩みを抱える方もいると思います。
これは日本人が英語を教科として学び、試験を対象とした学習を行い続けてきたことで起こってしまった結果とも言えます。
 
テストでは英語の正確さばかりを測られ、正解、不正解で英語力を示されることになります。そのため、間違えてはいけないというプレッシャーを常に抱えている状態で、リスニングは一言一句全てを聞き取らなくてはならないので、余計な力が入ってしまうのです。
 
また、学校教育では英語を一語一語丁寧に日本語に当てはめようとしてしまうため、全体を捉えられず、視野が狭くなっているとも考えられ、当たり前の学校教育の授業スタイルが悪い方向に影響を与えています。
 

全部を聞き取るよりも言葉の意図に意識を向ける

 
英語は試験という枠組みの外に出れば、正解・不正解よりも言葉の意図を理解できたのかという部分が重要視されます。
 
リスニング学習でも全部を聞き取れるようにすることを目標としてしまう人がいますが、絶対に聞き取るぞ!と身構えてしまうことで、聞き取れなかった時に不安が強くなってしまい、後から聞こえる英語が耳に入らなくなってしまうこともあります。
 
また、音に意識を集中させすぎて内容を蔑ろにしたリスニングは、その瞬間は聞き取れたはずなのに一つ前の文章の内容が頭に残らないという悩みに繋がり、試験では正答できない、実践では意思疎通に支障が出てしまう力となるのです。
 
そのため、全部を聞き取ることを目標とするのではなく、内容を理解することができる英語力を大切にして、リスニング力アップの学習に励みましょう。
 

まとめ

 
教科として英語を学び続けた日本人は、間違えてはいけない、完璧でなくてはならないという思考が強くなってしまっているように感じます。
ですが、リスニング能力とは言葉を一言一句正確に聞き取る力ではなく、話し手の思考を理解することにあります。
そのため、対人ではない試験であったとしても、全部を聞き取らなくてはと注目するのではなく、話される内容に意識を向けることが大切なのです。

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