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TOEICと昇進の関係は?昇進以外にも受験のメリットはあるの?

2022/01/01

TOEICと昇進の関係は?昇進以外にも受験のメリットはあるの?

 
「TOEICと昇進・昇格の関係は?」「昇進・昇格以外にも受験のメリットはあるの?」今回はそんな疑問にお答えしつつ、社会人になってからの英語学習をおすすめしていきたいと思います。
 

TOEICスコアは昇進・昇格の要件になっている

 
日本でTOEICを運用している国際ビジネスコミュニケーション協会(IiBC)が全国2442の企業・団体を対象にした「英語活用実態調査2019」という調査を行っています。その中で、調査対象の企業・団体内では昇進・昇格にあたって実際にどれくらいのスコアが要件とされているのかの例が示されています。業種、会社の規模、役職によって要求されるスコアは様々なようです。
 
参照:英語活用実態調査2019
 

400点でも昇進・昇格の要件になる

 
TOEIC(本記事内では最もメジャーなTOEIC L&Rのことを指します)は990点満点です。昇進や昇格の要件となるスコアというと800点以上などをイメージしがちですが、実際には400点から昇進・昇格の要件になっています。例えば従業員数2,000人~4,999人のとある電気・精密機械の会社では、係長・主任クラス、課長クラスへの昇進スコアが400点、部長クラス、役員クラスへの昇進スコアが500点となっています。また従業員数が50,000人を超えるとある製造業の会社では課長クラス、部長クラスへの昇進スコアが500点となっています。
 

会社規模に応じて求められるスコアはあがる…とも言えない

 
公開されているデータを見る限り一概に会社規模が大きければ求められるスコアはあがる、とは言えないようです。例えば500人~999人規模のある卸売・小売会社の役員の昇進スコアは800点となっている一方で、10,000人以上の従業員数をほこる建築・土木関係の会社の役員の昇進スコアは470点となっています。求められるスコアはやはり業種とも大きく関係しています。
 

昇進・昇格だけではない

 
昇進・昇格で必要とされるスコアはそれほど高くはなく、業種によっては多くの時間と労力を割いて高得点を狙う必要はないかと思われますが、実はTOEICのスコアの使い道は昇進・昇格だけではありません。企業によってはスコアに応じて報奨金を出しています。その金額は会社規模やスコアによって様々で、470点で30,000円というところもあれば、990点(満点!)で1,000,000円というところもあります。また、資格手当がつくところもあり、500点で1,000円の手当を支給するところや、800点で30,000円の手当を支給するところがあります。
 

まとめ

 
TOEICは昇進・昇格の条件となっている例が確かにあるようです。同調査のデータからは、このように具体的にスコア要件を設定しているところはそれほど多くないということもうかがえますが、同時に、今後昇進・昇格の要件や参考にしていくことを検討している企業が一定数いることもわかります。また、昇進・昇格以外にもスコアがみられる機会はありますので、LIBERTYのTOEIC対策コースでしっかり対策をしながら英語のスキルを伸ばしてみてはいかがでしょうか。

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