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転職で英語力を示すはずのTOEIC試験対策で文字化が加速

2022/01/02

転職で英語力を示すはずのTOEIC試験対策で文字化が加速

 
転職や昇進で英語力を示すために受験することの多いTOEIC試験ですが、日本人の英語力向上にストップをかけているリスニングでの文字化が加速してしまう人もいます。TOEIC試験でのスコアアップでも、実践でも足を引っ張る悪癖となるため克服することが大切です。
 

話すことにも悪影響の英語の文字化

 
TOEIC試験では2技能を測られることになりますが、リーディングよりもリスニングに苦手意識が強く、スコアが一定以上伸ばせないという状況に陥っている方も多いでしょう。
 
これは義務教育で初めて英語に触れる際に、音ではなく、文字から入っていることが影響しているとともに、英文法中心の勉強で英語の音に触れる機会が極端に少なかったことが考えられます。そして、この影響は英語の音を文字化してしまう現象を引き起こし、音声スピードについていけない、内容が頭に残らないといった問題につながっています。
 
この文字化という悪癖が影響を及ぼすのは、リスニングだけではありません。
伝えたい内容を一度英文に構築し、それから発話するのでは余計な時間を掛けることになるため、会話のテンポが悪くなってしまいますし、丸暗記した表現やフレーズを思い出しながら、読み上げるように音をはめていくと、記憶から抜け落ちた情報があればパニックになってしまうこともあります。
 
転職で活かすためのTOEIC試験でスコアが伸ばせないだけではなく、たとえ条件スコアに達して内定を貰ったとしても、業務を行える英語力でないことに焦り、再度英語の学び直さなければなりません。
 

日本語のように聞き取るための英語学習

 
音を文字に置き換えてしまうと弊害は多くなります。
では、問題を解決するためにはどうすれば良いか。
それは、文字ではなくイメージとして捉えることです。
 
日本語で会話を行う時には、頭の中で物事をイメージしながら話したり、動画のように想像しながら相手の言葉を聞き取っていることでしょう。
この感覚に近づける事が出来るようになれば、TOEICなどの英語試験でも結果を残すことが出来るようになりますし、実践で使える英語力を養う力にもなってくれます。
 
ただ、癖というのは無意識的な行動でもあるため、簡単に取り除くことはできません。
繰り返しのトレーニングが必要になりますので、短期間で無理だと諦めずに忍耐強く取り組んでいきましょう。
 

まとめ

 
昇進や転職において活用されるTOEIC試験でも、リーディングセクションがあるため、学校教育の学習スタイルで対策を行い、文字化の癖が悪化してしまう人も少なくありません。
リスニングセクションでの伸び悩みの原因となりますので、新しい語彙を覚えるところからイメージ化を意識した学習を行いましょう。

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