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医療通訳士を目指す人が受けておくべき英語試験の種類

2022/03/01

医療通訳士を目指す人が受けておくべき英語試験の種類

 
在留外国人が増えている事で業界問わず英語力が必要となっています。医療従事者と患者のコミュニケーションをサポートする医療通訳士もその一つになります。医療通訳士になるには資格は問われませんが目指す人が受験すべき英語試験の種類についてお伝えします。
 

医療英検の種類

 
OETのような海外就職を視野に入れた人を対象とし、対応する職種に制限がある英語試験を受けることはできませんが、医療通訳士の方が受験可能な医療英検はいくつかあります。
 
・日本医学英語検定試験(医英検)
医療英語初心者にも取り組める英語試験の一つです。
医療英語を勉強し始めの方は4級(基礎)、3級(応用)の合格を目指しましょう。
 
・国際医療英語認定試験(CBMS)
こちらも医療英語の学習を始めたばかりの初心者の方が受験しやすい試験となっているため医英検と並行して取り組むことが可能です。
試験の種類はCBMS Basic(基礎)とCBMS Advancedに分かれていますので、初心者の方は易しめの問題内容となっているCBMS Basicの受験がオススメです。
 
医英検では4級は筆記・選択式、3級は筆記・選択式とリスニングの問題となっており、CBMSはリスニング・リーディングの選択式解答となるため、医療英語を勉強しつつの初歩段階では活用しやすい試験になります。
 

医療通訳士として目指す試験

 
医療通訳士は、ただ言葉を伝えれば良いというわけではなく、相手の社会的・文化的背景の知識、常に中立かつ公平な姿勢、倫理観などが求められます。
こういった医療通訳士としてのコミュニケーションを総合的に測ることとなるのが医療通訳士を対象とした試験になります。
 
・医療通訳技能検定試験
1次試験が筆記、2次試験が面接(ロールプレイ)になります。医療知識や語学力だけではなく倫理や礼儀といった面でも評価され特徴的な試験です。1、2級合格、又は不合格で判断されます。
・医療通訳技能認定試験
基礎と専門の試験に分かれ、基礎、専門共に一次試験は選択式の筆記問題とリスニングが課されます。合格者は2次試験に進み基礎は対話通訳・コミュニケーション言語能力。専門は長文逐次・対話通訳試験が控えています。更新が必要な資格試験となるため、スキルアップに役立てながら定期的な受験をオススメします。
 
いずれの資格試験も医療英語試験とは異なり、実務経験もしくは講座の履修などの受験資格がありますので、注意してください。
 

まとめ

 
医療通訳士は資格を必要としない職業でもありますが、資格試験に向けて勉強することで知識をつけることもできますし、結果を残すことで就活時に医療英語力をアピールする手段として活用することが可能になります。
就職や転職でアピールするためや、自身のスキルアップのために活用してみてはいかがでしょうか。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
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