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受験英語や学校のテストの英語と社会で必要な英語の違い

2022/03/02

受験英語や学校のテストの英語と社会で必要な英語の違い

 
大学入学共通テストが実施された際に、英語試験は民間英語試験を活用するなどの情報が取りざたされていましたが、従来のセンター試験の様な試験スタイルで行うことが決定されました。そこで、なぜ受験で民間英語試験の導入を検討したのか、今回は、受験英語や学校のテストの英語と社会で必要な英語の違いについてお伝えします。
 

受験で求められる英語力と社会で求められる英語力

 
学校のテストや大学入学共通テストで実施される英語は、2技能主体のペーパーテストで行われるため、スピーキングやライティングといった技能を向上させる必要性はないと教えられる学生は多いことでしょう。そして、この参考書や問題集が解ければ、ハイスコアや受験合格が近づくといったサポートを学校や総合塾で受けるケースもあるはずです。
 
ですが、それが将来的なビジネスシーンで使える英語力に繋がるかは、別問題だということを理解しておきましょう。上記の様な学習も受験を成功させる上では、役立つこともあるでしょうが、社会人になって必要となる英語力は、暗記で養った情報だけではありません。どういったビジネスプランを考えているのか、どのような能力をアピールするのかといったことも考えなければいけません。
 
例えば、就活する学生がTOEICの700点を獲得していますが、英会話はできません。
といった、情報を受けて企業には、どのようなメリットが生まれると思いますか?
 
英語力をアピールするのであれば、海外の大学での3ヶ月間の留学経験もあり、英語は日常会話も学校の授業でも何の支障がありませんでした。といったスキルを身に付けている学生を採用した方が、企業もメリットを感じることでしょう。
 
もちろん、採用基準は上記の内容以外の要素も含まれ、決められることにもなりますが、企業が採用する人材を決める際には、よりビジネスパーソンとして使える人を雇う傾向にあります。語学スキルが必須などの条件を挙げているのであれば、使える英語力を養っている学生を採用する傾向が強いため、能力向上の方向性もしっかりと見極めることが重要なのです。
 

必要性のある英語学習

 
学生が取り組む英語学習に問題があるのかといえば、問題はないでしょう。
単語や文法の知識は英語学習において大切な情報となります。
ただし、学校で取り組む学習法だけでは、英語を使いこなせる様にはならないことを知っておく必要性があります。
 
多くの大人が英語を話せないでいるのも、英語の基本的なベースを理解できずに、受験英語や学校のテストをクリアできてしまうことが問題であり、それをゴールとしてしまった事が問題なのです。英語はコミュニケーションツールですので、使う英語を意識し学習しなければ行けなかったのにも拘らず、暗記対策でスコアアップを目指した事が問題なのです。
 
インプットした情報をアウトプットできないのが、日本人の英語学習です。
インプットした情報をアウトプットできる様にするのが、今現在、社会で求められている英語力です。この違いを理解することが出来ずに、インプットばかりに時間を費やし、アウトプット学習に取り組まないことが問題であり、課題となっています。
 
重要度の高い学習(受験英語や学校のテスト)に取り組むのも大切なのですが、必要性のある学習(社会に出てから必要とされる英語力)に取り組んでいかなければ、英語習得へ辿り着くことは出来ないということを理解しましょう。
 

まとめ

 
学生時代に学ぶ英語は、英語であって英語ではありません。
留学や社会人となり、海外やビジネスで通用する英語力が本当に大切な語学力です。
目の前の目標を突破するための英語力がインプット主体になりがちだということは分かりますが、将来性を見据えて使える英語力を早くから学び習得を目指したほうが、時間効率の良いスキル習得にも繋がることを意識して英語学習に向き合ってみることをおすすめします。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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