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神戸大学医学部学士編入はTOEFL不要!英語力は試される?

2022/04/02

神戸大学医学部学士編入はTOEFL不要!英語力は試される?

 
ノーベル賞受賞者を輩出した神戸大学医学部。比較的入学・進学がしやすいとされていますが、編入学にはどれくらいの英語力が求められるのでしょうか? 「神戸大学医学部学士編入はTOEFL不要!英語力は試される?」というテーマで書いていきます。
 

神戸大学医学部はどんなところ?

 
神戸大学は日本で2番目の官立商業学校を起源とする国立総合大学。「学理と実際の調和」の理念のもと、4大学術系列の10学部と15の大学院を有しています。
 
神戸大学自体は、貿易港として栄えた神戸という立地もあり、国際系の研究が特に発展しています。理系分野でも実績があり、iPS細胞の研究で2012年にノーベル医学・生理学賞を授賞した山中伸弥さんは神戸大学医学部の卒業生です。
 
医学部医学科の母体は、1869年に兵庫県が設置された時に建設された神戸病院で、それから臨床医学研究の推進や地域医療の充実などに取り組んできました。
偏差値からすると中堅で、都市部にコンパクトなキャンパスがある大学なので、地元の高校生から人気がある医学部となっています。その分地元では知名度が高く、関西圏での就職に有利だと言われています。
もちろん専門的な講義を受けられますが、医学部にしては進級がさほど厳しくないとされています。
 

神戸大学医学部学士編入の1次試験

 
神戸大学医学部では2年次への学士編入を受け入れています。競争率は年度によりますが、ここ数年の合格状況データを見ると10倍以上はあるようです。募集人員5名に対し、例年6~7名が合格しています。
学士編入の出願にTOEFLスコア提出が必須とされる大学も多いですが、神戸大学では必要ありません。その代わり、1次選考の筆記試験が生命科学と英語の総合問題となっており、ここで英語力を評価されることになります。
 
筆記問題は英語で、生物学などの論文を呼んで問題に答える形式です。生命科学関連の専門的な知識が前提として求められるため、文系など全く別の専門分野を学んできた場合は対策に苦労するかもしれません。
学生時代にTOEICの高得点を取っていた人でも、論文を精読するという実践的な力が身についていない場合は多いので、入試に向けてしっかり準備する必要があります。
 
参考URL:神戸大学医学部医学科 令和4年度 学士入学(第2年次編入学) 学生募集要項
 

まとめ

 
神戸大学の医学部はレベル的には中堅クラスとされていますが、学士編入の英語対策は入念に行わなければなりません。対策本がたくさん出ているTOEICと違い、独自の試験については傾向を研究したうえで用語などを覚えていく必要があります。

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