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大分大学医学部の学士編入で課される理系英語の筆記試験

2022/04/02

大分大学医学部の学士編入で課される理系英語の筆記試験

 
常に改革を怠らず、時代とともに進化してきた大分大学。医学部では地域貢献と国際化の両立を目指しています。今回は、2010年代後半からの教育改革と、大分大学医学部学士編入で課される理系英語の筆記試験についてお伝えします。
 

教育改革後の大分大学の概要

 
大分大学は、1949年に学芸学部と経済学部からなる大分大学から出発し、2003年に大分医科大学を統合しました。その後大胆な教育組織改革を実行し、2016年には福祉健康学部を新設、2017年には理工学部を設置。現在は教育学部、経済学部、医学部と合わせて5つの学部を有しています。
 
北野正剛学長によると、この教育改革は、地域への貢献とグローバル人材の育成を目指したもの。新体制が整備されてから、特色あるプログラムの提供にいっそう力を入れています。80以上の海外期間と交流協定を結んでおり、交換留学プログラムも多彩です。経済学部では、IBP(インターナショナル・ビジネス・プログラム)という、海外留学しても4年で卒業できる制度を導入し、注目を集めました。
 
大分大学のほとんどの学部が、大分市の旦野原キャンパスにありますが、医学部は由布市の狭間キャンパス。もともと別機関だった医科大学が融合されたという経緯によるものでしょう。
どちらのキャンパスも自然に囲まれたのびのびとした環境で、由布キャンパスから車で20分程の距離には由布川峡谷という絶景スポットがあります。
 

大分大学医学部学士編入の英語試験

 
医学部では、国際的な視野を持ちつつ、生まれ育った地域に貢献できる医療人の育成を目指し、知識と人間性を養うカリキュラムを提供しています。
 
2年次への編入学は3段階の選抜が行われ、1次は小論文を含む書類審査、2次は生命科学に関する総合問題と英語の学力審査、3次は個人面接とか大発表を取り入れたグループディスカッションとなっています。
 
2次選抜で実施される英語の試験は90分で、配点は生命科学に関する総合問題の半分。内容は年度によりますが、過去には生命科学系の論文から出題されています。
英語自体の難易度は比較的低めと言われており、高校、大学と真面目に勉強してきていれば対応できそうです。ただし内容が理系に寄っているため、ある程度専門的な知識が必要となるでしょう。
 

まとめ

 
大分大学は数年前の大規模な教育改革を経て、新たな歩みを刻み始めました。医学部では、地域に根ざした国際水準の医学教育・研究が行われており、未来の医療を担う学生が集まっています。学士編入のチャンスもあるので、のどかな環境で学びたい方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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