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科学者になるのであれば英語の習得は避けて通れない理由

2022/05/01

科学者になるのであれば英語の習得は避けて通れない理由

 
日本人科学者の多くは海外の大学や研究室で研究を行い、成果を上げています。
彼らはなぜ日本国内の研究機関ではなく、海外の研究機関に勤めることにしたのでしょうか。そして、そこから科学者が英語の習得を目指すべき理由について取り上げます。
 

日本国内の研究環境は年々悪くなっている

 
そもそも日本における科学者の立場、環境はどうなっているのかという話ですが、2015年にノーベル物理科学賞を獲得した梶田隆章氏に「科学技術立国に向かっていない」と言わしめるほど。良い環境とは言い難いのが現状です。
 
これは日本の研究機関や大学が必要としている基礎研究費用が1998年をピークに年々下がっていることに起因しています。日本政府はすぐに研究成果が出ない基礎研究を軽視する傾向があり、その結果国から支給される基礎研究費が削られ研究に必要な機材、人員を確保することができず、研究環境は悪化。それを理由に日本の研究機関から優秀な人材が流出してしまう、という悪循環が発生しているのです。
 
一方で海外の研究機関、特にアメリカや中国は日本以上の基礎研究費用を注ぎ込んでいるため研究環境も整っているので、より良い環境で研究を行うために日本人科学者が積極的に海外へ進出しているのです。
 

海外の研究機関に勤めるのに必要な英語力

 
研究機関に勤めるためには、専門知識に対応できる英語力が必要とされているのでハードルは高いです。例えば、海外の大学院に留学して研究を行うためには最低でもTOEFLで100点以上のスコアを記録することが求められます。このスコアは世界の最難関校であるマサチューセッツ工科大学やハーバード大学、そしてスタンフォード大学の入学が許可されるレベルですので、容易に取れる点数ではありません。
 
LIBERTYでは、グラマーテーブルと呼ばれる英語本来のルールを体系化した独自のメソッドを用いた英語教育を行なっています。これはTESOL、英語を母国語としない人への英語の教授法の最高峰とされるコロンビア大学でも認められた教授法で、英語に対する根幹的な理解力と応用性を養うことができるので、英語の4技能、話す、聞く、読む、書くについて短期間で効率的に伸ばすことが可能です。
 

まとめ

 
以上、科学者が英語の習得を避けて通れない理由について紹介しました。
現状では日本で満足な研究を行うことができないので、科学者の皆さんは海外へ進出しています。
いつか日本の研究環境が改善され、科学者のみなさんが仕方なく海外進出するのではなく前向きな理由で海外進出できる日が来ることを祈っております。

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