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高校入試でも民間英語試験の活用。変化する英語教育

2022/05/02

高校入試でも民間英語試験の活用。変化する英語教育

 
グローバル化に対応できる人材育成のため、英語教育改革が行われ、小学校からの英語必修化が話題となりました。そして、都立高校入試でのスピーキングテストの実施や、高校入試での民間英語試験の活用と英語教育改革が進み入試にも変化がおきています。
 

都立高入試へのスピーキング試験導入

 
教科として英語を学び続け、使う英語を身に付けることを困難としていた日本人ですが、グローバル化が進み英語というスキルに注目する学生や社会人は増えています。
そして、教育改革によって、より英語への注目度は高まったと言えます。
 
小学生からの英語教育の必修化が話題となりましたが、さらに2023年度の都立高校入試においてスピーキングテストの活用が決定しました。
今まで「聞く」「読む」「書く」の3技能で評価されていましたが、日本人が最も苦手とする「話す」も評価に加わることになります。
出題形式は英文の読み上げ、質問への応答、自分の意見を述べるものなどがあり、英語を正しく用いる運用能力と発音力に加え、コミュニケーション能力も求められることになります。
 
これまで学力検査(700点)と調査書(300点)で計算されていましたが、新たにスピーキングテスト20点が加算されることになります。20点という数字だけ見ると、さほど焦るような点数ではないように感じますが、1点、2点の差で不合格が決まる世界でもあるため、結果に影響する大切な得点として押さえておきたいスコアになります。
 

高校入試での外部試験利用

 
大学共通テストでの外部試験の導入は見送られましたが、TOEFLやIELTSに英検など外部試験を受験資格や得点換算などに利用する大学は増えています。
そして、高校入試においても民間英語試験を活用し、スコアによって入試の優遇を受けられる学校もあります。
 
高校受験までという期限はあるものの、一発勝負の入試とは異なり外部試験は幾度もチャレンジすることが可能で、外部試験で結果を残していることで、英語に充てるはずであった受験勉強の時間を他の科目に充てられます。このように、受験生にとって外部試験利用入試はメリットの大きい選択でもあるのです。
小学生ほどの英語レベルからチャレンジできる試験も多くありますので、段階を経て高校受験を見据えて4技能を育成するためのツールとして活用すると良いでしょう。
 

まとめ

 
現代の国際社会では試験だけに通用する英語力ではなく、4技能を操ることのできる生きた英語力が求められています。学生にとって身近な高校や大学受験だけではなく、就職においても英語スキルへの見方に変化が起きている状態でもありますので、将来的に求められる英語を意識して必要な学習について考えていきましょう。

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