英語学習者へのエール

留学/大学・大学院進学/英語学習/その他関連記事

注目集めるCASEC(キャセック)とTOEIC試験の比較

2022/05/02

注目集めるCASEC(キャセック)とTOEIC試験の比較

 
子どもから大人まで、英語力を測ることのできる試験は多く、英語習得の目的に見合った最適な試験を選ぶことが出来ます。今回はTOEICと比較しながら、今注目を集めているオンライン上で受験可能なCASEC(キャセック)についてお伝えします。
 

CASEC(キャセック)とは?基本情報

 
CASEC(キャセック)はオンライン上で24時間受験可能、リスニングとリーディング技能を測定する英語コミュニケーション能力判定テストになります。
4つのセクションに分かれ、語彙の知識、表現の知識及び用法、大意把握力、情報の多い中から正確に聞き取る力を測定していくことになり、結果は試験終了後すぐに確認することができます。
 
最大の特徴は、CAT(コンピューター適応型システム)を採用していることです。
これは、受験者の解答の正解・不正解に基づいて、受験者に合った難易度の問題が次に出題されていくシステムになります。
受験者にとって極端に易しい、難しいといった問題ではなく、実力に合った問題を解いていくことになるため、問題数が少なく試験時間の短いCASECですが高い精度で英語力を測ることが可能になります。
 
試験時間が40分~50分、受験料3,667円となっており、TOEIC L&Rと比較すると試験時間が短く、受験費用も安く抑えることができます。また、結果と共にTOEIC L&R、TOEFL iBT、英検のスコア目安が表示されるため、本命試験の日程が合わない、費用がかかりすぎるといった場合に受験することも可能です。
 
履歴書に記載可能な試験ではありますが、知名度が高くないため、就活や大学受験での代替えは利きません。英語力成長への課題を見つけ出し、英語習得に役立てる試験として活用していきましょう。
 

TOEIC L&R試験との比較

 
TOEIC L&R試験は、受験者全員が同じ問題に挑戦することになるため、英語初級者にとってはハードルが高くなります。一方でCASECではCATを採用していることにより、自分の英語レベルに合った問題を解いていくことができるため、初級者~中級者の人が躊躇することなくチャレンジしやすい試験となっています。
また、TOEIC L&Rはビジネス描写が多く、問題数のボリュームもあるため解答に充てられる時間が短くなることからCASECよりも難易度が高い、難しいと感じやすいかもしれません。
 
CASECの満点は1000点、TOEIC L&Rは990点となり、CASECスコア600点~700点に対してTOEIC L&Rスコア545~725点。CASECスコア800点~900点に対してTOEIC L&Rスコア880~965点と、CASEC スコアとTOEICスコア換算目安については、公式のホームページに記載があります。
 

まとめ

 
TOEIC試験よりも知名度は低いですが、日程・受験時間の自由度、費用の安さ、難易度や受験時間の短さなどから受験のしやすさはCASECの方が高くなります。
また、レベルに合わせた出題となるため、英語初級レベルの方が初めて挑戦する試験としては気軽にトライできるでしょう。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

今すぐ無料カウンセリングを予約する(1分で完了)

無料カウンセリングのご予約 電話

完璧で本質的な英語力の習得を目指すなら

無料カウンセリングのご予約