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オーストラリア大学・大学院、就職、移住に必要なIELTS

2022/07/01

オーストラリア大学・大学院、就職、移住に必要なIELTS

 
日本での大学・大学院進学での外部試験としても活用可能なIELTSは、オーストラリアでの学生ビザ取得、就労ビザ取得、永住権取得などで要件とされることが多い試験です。今回は、オーストラリア大学・大学院、海外就職、移住などで必要となるIELTSスコアについてお伝えします。
 

オーストラリアで活用幅の広いIELTS試験

 
オーストラリアは海外の中でも比較的治安が良いと言われている国の一つであり、自然豊かで温暖な気候であることから人気国でもあります。
また、世界中からも多くの留学生や労働者が集まるため、移民に対する理解もあり、日本人にとっても住みやすいと感じるでしょう。
 
オーストラリアで活動するにあたり英語力が条件とされることが多くなりますが、英語力の証明として使用できるのがIELTSです。学生ビザ申請、就労ビザ申請、永住権の取得。インターンシップや大学・大学院へ進学するための条件としても採用されているため、IELTSを取得していることでオーストラリアでの活動幅が広がっていきます。
 

IELTSスコアの目安

 
学生ビザ申請では英語力の証明が不要となるケースもありますが、証明書類の提出が求められた場合にはIELTS試験の使用が可能となり、必要となるスコアは5.5以上です。
進学に必要となるスコアは教育機関によって異なりますが、コミュニティカレッジ、専門学校、大学準備となるファウンデーションコースでは5.0~6.0以上が目安となります。
 
オーストラリアの大学数だけで言うと数が多いとは言えませんが、メルボルン大学、シドニー大学、クイーンズランド大学など、世界大学ランキングでもトップ100に入る大学もあり教育レベルは高いと言えます。大学進学に必要なIELTSスコアは学部によっても異なりますが6.0~6.5以上、大学院ですと6.5~7.0以上が条件となることが多くなります。
 
オーストラリアでの就職のケースでは、申請するビザのタイプにより変わってきますが就労ビザに必要となるのが概ね5.0以上とされています。ただし、就職志望先となる企業が条件とするIELTSスコアとは別です。企業が要件とする英語レベルはビザ申請以上となることが大半であるため注意が必要です。
また、永住申請においてもIELTS試験は有効になります。求められるのはIELTS6.0以上となりますが、7.0、8.0がなければ申請許可を得るのが難しいともいわれているため、7.0以上を目標とするのが良いでしょう。また、医療系など専門職では7.0以上が条件となります。
 

まとめ

 
オーストラリアでの就学、就労、移住などの活動を考えている方はIELTS受験を進めておくと良いでしょう。最低目標は進路によっても異なりますが進学する場合には5.5以上、就労する場合には6.0以上です。ただ、実際に英語圏で生活し授業を受けたり、働くためには、スコア以上の英語力が求められますので、試験スコアだけではなく、使える英語力を意識しながら学習に励みましょう。

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