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開発途上国を技術支援するJICAなどで必要とされる英語力

2022/07/02

開発途上国を技術支援するJICAなどで必要とされる英語力

 
日本の様な先進国は、海外の途上国への資金支援だけでなく、技術支援を行うことで、途上国が自力で発展するための力を養う能力を高めることができます。このような取り組みによって、海外交流や国際社会の平和と発展の貢献になるのです。今回は、開発途上国を技術支援するJICAなどで必要とされる英語力についてお伝えします。
 

なぜ、技術支援が必要なの?

 
日本は、世界第3位の経済大国であり、経済的に潤っている国とされています。
貧富の差は日本国内でも当然ながらありますが、アフリカやブラジルといった国の様な技術の進歩が遅れていたり、学習や医療面でも不自由で貧困に悩まされている国とはレベルが違うと考えられます。
 
そのため、日本では資金支援を海外に行うだけでなく、国際協力の一つであるODA(政府開発援助)や技術支援を通して、海外との信頼関係を構築・維持する事が出来るのです。
 
また、日本は資源や食料の供給を輸入に依存している国でもあるため、戦争であったり不況が続けば、日本の経済活動にも影響を及ぼす可能性が高まるのです。
 
だからこそ、途上国の発展は日本においても重要なのです。
途上国の生活環境の改善や技術進歩による基礎的な社会の基盤が向上することで、世界的にも平和な暮らしにも結びつくと考えられています。
 

技術支援するJICAなどで必要とされる英語力

 
日本の海外支援は、外務省が考えた企画をJICAがプロジェクトとして現地にて行動を移すことになります。また、JICAの下で企業やNGOに大学などが参加し、途上国で支援をするため、多くの人が関わる事になるのです。
 
特に現地で行動するJICAの職員や海外で支援するスタッフには、それ相応の英語などの語学力が必要となるケースが多いです。技術支援の場合は、国内に外国人を招き入れ講習を行うケースもありますが、言葉の壁があると思う様に技術や考え方といった知識が伝わらず、帰国後にその技術を活かせないケースなども考えられるのです。
 
教える立場とすれば、その国で成果が出る技術とならなければなりません。
世界共通言語でもある英語は、最低限でもコミュニケーションを図るうえで重要な言語ですので、使いこなし相手に説明できるレベルまでに仕上げておいた方が良いでしょう。
 
JICAのボランティアなどの活動に参加する場合であっても、TOEIC最低330点程度とサイトでは発表されていますが、JICA職員となれば話は違います。
新入社員で、TOEIC800点、3年以内に860点以上の取得が最低限の目安とされています。
そして、現地で活動するのであれば、まともにコミュニケーションを図ることのできるレベルの英語力は身に付けていなければいけません。
 

まとめ

 
開発途上国には、さまざま問題を抱えているケースがありますが、多くの問題は「お金」です。インフラを整備したくても資金がない。資金を借りたとしても技術がない。このような悪循環に陥っている国はまだ多いのです。そういった国をサポートするのが、先進国の勤めでもあります。日本のJICAなどの活動により、インフラが整備される国も少なくはありません。このような活動に興味がある学生は、高い英語力を持って挑戦してみてはいかがでしょう。

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