グラマーテーブルが伸び悩みの突破口に。英文の返り読みがなくなり読解スピードがアップ。

私は文学部英文学科に所属しており、英文学や英語学について学んだり、英語科の教員免許を取得したりする上で、自分の英語力の不安定さに悩み続けていました。

幼少期に英語教材などで英語に触れていたことで得た未完成で中途半端な暗示的知識（英語表現に晒されることによって経験的に身につける知識、文の自然さ／不自然さを感覚的に判断する）と、大学受験の際に入試の勉強をする際に身につけた形式的知識（意識的な学習によって獲得される知識）の双方に頼りつつ語彙力や表現力の拡大を図るも、どこか英語を本質的に理解しきれていないような漠然とした不安を抱えていた時に出会ったのがLIBERTYのメソッドです。

英語のネイティブスピーカー（の中でも特に学術的な素養があるエリート）が持っている英語の暗示的知識を見事に体系化し、意識的な学習で身につけられる内容にしたものがグラマーテーブルであると考えています。

意識的な学習と言っても、日本の公教育で実践されている文法学習とは全く異なるもので、体験の時から驚きの連続でした。これこそ自分が求めていた英語学習かもしれないと思い、入学を決意し、しばらくグラマーテーブルクラスでの学習を続けたところ、文章を処理するスピードが格段に上がったように感じました。

今まで英語で書かれた文章を読む際に、前に戻って読み直して考えたり、日本語に逐語訳する必要があったりと、英語を英語として理解することができないことも多々ありましたが、グラマーテーブルでSyntaxを学んでからは、上記のクセを意識的に直すまでもなくすらすらと読み進められるようになりました。

体調を崩してしまい、学習から離れていた時期もあったのですが、一度集中的にSyntaxを頭に叩き込む作業をしたためか、基礎的な英語力は衰えていないようにも感じます。

なんとなく英語は得意なようで、実際は自分の英語力の漠然とした不安定さによって伸び悩みを感じていた私にとって、LIBERTYのメソッドは突破の糸口となっていて、本当に感謝が尽きません。自分が今まで英語の根幹であるSyntaxを頭にインプットしていないまま英語を学んでいたことが信じられないほど、グラマーテーブル学習以前と以後は大きく変わりました。

SpeakingとWritingについては力がまだ足りていないので、グラマーテーブルを基盤にしてReading、Listening、Speaking、Writingの4技能すべてにおいて確固たる英語力を手に入れられるように精進したいと思います。