生徒の声
STUDENT'S VOICE
H. K. さんの体験談
2015/07/21それまでアート関係の制作活動ばかりをしていた私にとって、大学院受験を考え始めてから一番の壁はもちろん英語力でした。
英語がうまく使えなければ伝えたいことも伝わらず、深めたい領域を深めることも困難になります。特に志望選考は芸術理論だったため、緻密で複雑な表現が論文の採点にも大きく影響することをとても不安に感じておりました。しかも、恥ずかしいことに私はそれまでしっかりと英語の勉強をしたこともなく大学卒業まできてしまっておりました。
今更時間をかけて基礎英語からやっている時間もなく、途方に暮れていた時に、たまたまLIBERTY English Academyの存在を知ったのです。初めての体験授業の段階から藤川先生の授業は英語をただTOEFL,IELTS等のスコアーアップに必要な語学としてだけでなく、ラテン語まで遡った原理的な深みまで追求したお話をはさまれるなど、個人的にとても興味をそそられるものでした。
私は時間の猶予もなかったため、週に一回だけグラマーテーブルのグループ授業を受け、あとはプライベートのクラスを、残念ながらたった三週間ほど受けただけでしたが、その間にみるみると英語力がのびていくのを実感しました。私のような学校で受けるタイプの英語教育を毛嫌いして育った者にとって、藤川先生の教育方針は英語という言語の面白さにも出会うことのできる素晴らしいものでした。そのおかげで英文法がなぜこうした形であるのか、どういう理屈で多様な文法が使い分けられているのかをとても自然に学ぶことができました。単語についても語源までたどって教えてくださるなど、一つの単語から派生してたくさんの単語を覚えることができました!
その後、大学院受験に必要な論文もお手伝いくださったのですが、藤川先生はご自身の時間を削ってまでとても親身に表現の繊細さを吟味してくださりました。おかげさまで私の伝えたいと思っていた内容を密に詰め込んだものが出来上がったと思います。
そしてもちろん、今でもグラマーテーブルによる完成された文法が活きていて、ネイティブの人たちからも英文法の問題を指摘されることはなくなりました。時間があったら、もっと長く時間をかけて先生のもとで学べたらと今でも思っています。
またイギリスから帰国したら、改めて英語を洗練させるために通わせていただきたいなと検討しながら、大学院の勉強に励んでいるところです。本当にありがとうございました。