内向的な人は英語習得に向いていない？自分に合った英語学習

内向的な人は英語習得に向いていない？自分に合った英語学習

 
外交的な人は積極的に外国人と関わり英語を使いながら学ぶことを得意とする傾向にあるため、内気で消極的な人は比較することで自分は英語習得に向いてないなどネガティブになりがちです。しかし、内向的だから英語を身に付けられないということは決してありません。
 

外交的な人は英語習得で得をする？

 
英語はコミュニケーションを図るためのツールであり、試験英語ではなく言語としての理想の英語力を身に付けるためには、やはり実践で英語を使用するという経験は必要となります。
そのため、アクティブに活動して積極的に外国人と会話し、失敗しては何度も繰り返し挑戦することのできるメンタルを持つ方も多い外交的な人は、英会話力の上達スピードは早いと言えます。
 
そして、パッシブな人が「自信がなくて英語が話せない」「間違えたらどうしよう」と悩んでいる時間を、ミスを恐れずに英語を使い続けることに意識を持っていくことができ実践に挑み続けているわけですから、内向的な人と比較すれば英会話力に差が生じるのは致し方ないことと言えます。
 
しかし、外交的な人はアウトプットに時間を割く分、インプットの学習時間が足りずにワンパターンの表現しか使えない、文法や発音がめちゃくちゃで都度使いながら修正することで時間が掛かり過ぎてしまうといった弱点もあります。そのため、性格によって英語習得が出来ないや、損得で結論を出すことは難しいでしょう。
 

内向的な人の対話学習

 
消極的な人は対話学習を苦手としてしまうため、アウトプット不足を感じてしまうことでしょう。しかし、とりあえず外国人と英語で話す。といった真似事のような対話学習を行う必要はありません。
もちろん、一向に実践的な学習に取り組まなければ、経験値を得ることはできませんので踏み出すことを放棄して良いというわけでもありません。
 
まずは、英語日記を付けたり、シャドーイングといった一人でも行えるアウトプット学習から始め、画面越しで緊張が緩和されやすいオンライン英会話へ移行し、次はボランティアに参加して外国人と交流していくといったステップを踏み、急に坂を駆け上らず、ゆるやかに進むのが良いでしょう。
基礎勉強に時間を掛けてきた分、実践的な英語学習を均等に組み合わせることで、英会話力は思っていたよりもスムーズに上達しやすいとも言えます。
 

まとめ

 
性格によって語学が習得できる、できないということはありません。
自分に合った正しい学習方法を見抜き、インプットとアウトプット両方の能力を高める学習が大切になります。
また、英語力に自信がなくて内向的になってしまうのか、コミュニケーション能力の問題なのかでも、克服するべき事柄は変わってきますので、まずはアウトプットを苦手とする問題点と向き合っていくことから始めてみましょう。