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初心者は発音記号を意識して英語学習に励む必要性はある?

2021/11/02

初心者は発音記号を意識して英語学習に励む必要性はある?

 
英語習得のやり直しを図る初学者は、覚えることが多すぎて発音記号まで意識するのは厳しいと感じ、カタカナ英語やローマ字読みで英語の発音をインプットしていく人も少なくありません。今回は、初心者は発音記号を意識して英語学習に励む必要性はある?についてお伝えします。
 

カタカナで英語の発音を認識すると苦労する

 
英語の初期段階では、英単語や英文法の知識を蓄えることから始める学習者も少なくありません。そして、発音から知識を蓄えるのではなく、書いたり読んだりしてインプットしていく事でしょう。その際に、意味を理解できない言葉に出会った時に、多くの人は意味を調べるという行為に至ると思いますが、発音記号まで意識してみている人は少ないと思います。
これは、発音より語彙知識を高めることが優先であったり、そこまで手が回らない、ただ面倒と言った理由から発音記号については知っているものの、あえて触れないという人が大半です。
 
そして、日本人の馴染みのあるカタカナ英語やローマ字読みにて何となくで音を捉えてしまいがちです。カタカナ表記は学校教育でも行われてきた方法ではありますが、英語を日本の発音で表現することはできません。誤った発音が染みついてしまえば英語を聞き取ることが難しくなりますし、自身の発音が伝わらないという状況に陥り、後々自身の首を絞めることになってしまいます。
 

発音記号を覚える学習は必要?

 
では、発音記号を覚える学習は必要なのかという問題ですが、必ずしも必要ではないと言えます。
発音記号の知識があることで、フォニックスのようにスペルと音の関係性がパターンとして見えてくるため、吸収するスピードも速くなりますし、正確な発音を捉える力にもなってくれます。
ですが、今度は発音記号に依存することで、ネイティブや英語圏の人が操る英語が聞き取れなくなる可能性があるからです。
 
例えば「帰ろう」という日本の言葉ですが「帰ろー」と言うこともあり、「う」を正確に発音しないこともあります。そして、地域の訛りやアクセントの違いもありますので、発音記号の正確さばかりを音として捉え頭が固くなってしまうと、英語が聞き取れなくなってしまうのです。
 

まとめ

 
発音記号は覚えておくことで、カタカナ英語に縛られない、知らない単語でも音を導き出せるというメリットがあるため、英語学習のツールとして活用することが出来ます。しかし、スピーキングやリスニングのリアルな発音を捉えるためには、発音記号に囚われ過ぎずに、発音の知識を高める積み重ね学習に励んでいきましょう。

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