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単語や熟語の暗記知識よりも大切。使うことを想定した応用力

2020/10/05

単語や熟語の暗記知識よりも大切。使うことを想定した応用力

 
英語力が低いのは単語や熟語の知識量が足らないからと勘違いをして、必死に暗記学習に取り組む日本人は少なくありません。しかし使うことを想定した学習を行わなければ話すことも聞き取ることも困難であり、英文法や単語の応用力も身に付きません。

 

単語力が失敗を招く

 

単語をインプットする学習に固執した結果、英単語の知識量が豊富な専門家のようになれたとしても、英語を操るという目標を達成することはできません。
 
単語の知識量が増えたとしても使い方まで熟知していなければ、リスニングセクションで聞き取れた単語から推測して解答し、誤訳してしまうといったケースも起こり得ます。
簡単な例で言いますと、英単語の「have」は持つという意味がありますが「have to」となると、する必要があるといった意味になります。さらに、学校教育では「have to」と「must」は同一と教わった方もいるでしょう。しかし「must」の方が強制力も強く、否定文になると禁止という意味合いに変わり、日本人が気にせず使用すればネイティブは威圧的に感じてしまい印象は最悪です。
 
このように単語単体での意味を理解していても、応用できる力や文脈から構文を選ぶ能力が低ければ無駄な知識となり兼ねないのです。

 

試験でハイスコアを獲得できても英語を操れない

 

単語知識をインプットする学習から使うことを意識し、フレーズを暗記する学習に切り替えたとしても、英語を操れるというレベルへの到達は困難となります。
さらに、問題集や参考書をひたすら解いていく学習方法では、試験でハイスコアを獲得できてもコミュニケーションを図ることはできません。
 
英語を言語として使いこなすためには、単語やフレーズの記憶だけではなく、自分の言葉で思いを伝えられるように英語を構築する能力の向上や、発音の強化といったアウトプット学習に加え、日本語に翻訳する日本語英語から脱却し、英語を英語として捉える英語脳を作り上げていくトレーニングを重ねなくてはなりません。
 
このように、外国人とのコミュニケーションを図るための生きた英語力を身に付けるためには、様々な課題を乗り越えなくてはならず、試験を目標とした取り組みや単語を記憶するだけでは突破できないというのは理解いただけたことでしょう。

 

まとめ

 

暗記でテストの点数を獲得できていた義務教育時代とは異なります。
本格的な英語力を習得するためには暗記でどうにかなる問題でもないのです。
英語を使いこなすということはどういうことなのか改めて考え、自分に欠けている能力の分析を行い、正しい英語学習に励みましょう。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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