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発音を身に付ける英語学習の中で発音記号の暗記は必要?

2020/11/07

発音を身に付ける英語学習の中で発音記号の暗記は必要?

 
リスニングやスピーキングの能力向上を図る学習方法として発音に意識を向けることは大切です。学校教育で触れる程度にしか教わらなかった発音記号は日本人が苦手としていますが、発音を身に付ける英語学習内で発音記号の暗記が重要なのかお伝えいたします。
 

発音記号は単語の補足

 
英語の発音は日本語よりも音の種類が多く、従来の日本教育で教わるカタカナ英語を当てはめた読み方では正確性がないため、発音記号を用いて覚えることでしょう。
しかし、学校教育では発音記号を深く教えるケースは少なく、中途半端な知識は苦手意識へと変わり、発音学習を毛嫌いしている人も少なくありません。
 
紙面に書かれた英単語の発音を知るために発音記号を用いることで正確な発音を掴むことが出来ますが、対話する際には発音記号を意識して会話することはなく、耳から情報を得ていきます。
また、音はフレーズによって変化していくもので、発音記号を頼りっきりにしていては頭が固くなってしまい応用の利いた音を聞き取ることも難しくなります。
英語単体の発音記号ばかりを暗記するよりも、パータンだけを押さえ音の変化を捉え慣れていくことの方が、英語を操るという観点からすると重要度が高い学習と言えます。
 

ネイティブ感覚を身に付けていく

 
発音記号は英語の音を知るための定番の勉強方法ではありますが、日本人が日本語を学ぶ際に発音記号を用いて覚えるでしょうか。答えはNOです。英語を母国語とするネイティブも発音記号に頼り英語を使いこなしているわけではありません。
 
初めて目にする単語であっても日常で英語を使い熟し、感覚でパターンを認識しているネイティブはアルファベットのつながりで読み方を推測することが可能です。
 
そのため、試験のためとは言え効率の悪い発音記号を繰り返しインプットして発音を習得していくよりも、母音の音のタイプや基本となるフォニックスの音を理解することから始め、実践に向けてシャドーイング学習で顎や舌を使い体得していくことや、音声CDでネイティブ英語に触れる機会を増やしアクセントやリズムといった発音に大切な要素を身に付けていく取り組みを行うことをオススメします。
 

まとめ

 
発音記号を学ぶことは全てが無意味というわけではありませんが、頼り過ぎてしまうと勉学としての英語力ばかりが高まり、言語としての生きた英語力を向上させることが難しくなってしまいます。
頭で考える英語ではなく、日本語のように感覚で使いこなせることを目標としListening/Speaking/Reading/Writingの4技能を高める正しい学習方法を選択していきましょう。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
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