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なぜ繰り返し勉強するの?日本の学校英語の不思議な授業形式

2021/02/03

なぜ繰り返し勉強するの?日本の学校英語の不思議な授業形式

 
日本人の英語力の無さは、TOEICで発表されている国別平均スコアを見れば一目瞭然です。なぜ、日本人にとって英語習得への道のりが険しいのでしょう。今回は、なぜ繰り返し勉強するの?日本の学校英語の不思議な授業形式の問題点についてお伝えします。
 

初心者レベルの英語学習を繰り返すのはなぜ?

 
中学・高校・大学に入学すると、英語初級者のような授業から始まるケースは少なくはありません。なぜ、一から覚え直しの授業を繰り返すような授業形式を取っているのか不思議に感じる学生は少なくはないでしょう。
 
ですが、日本人の多くはこの一からの覚え直し期間の繰り返しが行われることで、安堵を感じ、さらなる高いレベルの英語授業に耐性を付けようと言った考えもあるのでしょう。しかし、日本人の英語学習が一向に進まないのにはこういった思い出し教育の時間が長すぎるのも問題となっています。
 
折角、中学・高校・大学とステップアップして行っているのですから、思いだし学習に時間を費やすのであれば、スピーキングやリスニングといったペーパーテストでは養えない力を身に付ける時間を増やしたほうが、英語力向上にも実質繋がるのに対応しないのが不思議なぐらいです。これが現状の日本の授業要項に問題があると考えられる理由でもあります。
 

成長過程を考えた英語学習が大事

 
小学校からの英語学習が始まったことにより、さらに英語にかける時間が増えています。日本の英語授業での最終地点はビジネスシーンで使える英語力を身に付けることを目指しているのでしょうが、日本全体に英語を話せる人口を学校授業のみで養えるようになるには現段階では無理があります。
 
学校授業の英語学習は暗記に特化していることや、コミュニケーションを図る授業が組まれていないこと、英語の正しい使い方を体系的に教える学校が少ないため、学生の英語力のベースアップにつながるとは考えにくいのです。また、教える側の教員レベルにもばらつきがあり、ネイティブレベルの英語を教えられる教員が少ないのも問題なのです。
 
そのため、英語学習を本格的に進めるのであれば、中学校で英語の基礎をしっかりと理解し単純な会話等を成立させられるようにする。高校では、専門的な会話など社交場で話せる度胸を身に付ける。そして、大学では流暢に英語を話せるイントネーションや発音を正していくなど、成長過程を意識した英語学習に順ずることで、将来役立たせる道が開かれることでしょう。
 

まとめ

 
正しい英語の使い方をマスター出来ずにいる日本人の英語学習は、日本の学校教育にも問題があると言えます。正しい英語の構造や規則を理解していけば、必ずマスターできるスキルです。世界共通言語でもある英語を難しく考える日本人にとってハードルが高く感じるかもしれませんが、成長過程を意識した取り組み方をすれば、語学習得はそう難しい物ではありません。学校で分からないも、正しい英語を教える環境に身を置くことで今まで理解できなかったモヤモヤが解消され一気に成長するケースもありますので、英語学習にお悩みの学生や社会人の方はLIBERTYの無料カウンセリングを受けてみて下さい。

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