英語教材の役割も一つではない。高めたい英語力で使い分け

英語教材の役割も一つではない。高めたい英語力で使い分け

 
自習や独学での学習方法として利用することの多い英語教材。リスニングやスピーキング能力向上を目的としたもの、発音矯正に特化したものと、役割は一つではないため、強化したい能力や習得したいスキルによって教材内容を見て使い分けを行う必要があります。
 

英語教材の活用方法

 
英会話の教材では、ビジネス英会話や日常英会話と自身が学びたいシーンの表現方法を学べ、ネイティブ英語に特化した教材であればネイティブの発音や表現、発音矯正を目的とした教材であれば顎や舌の使い方を詳しく学ぶことができるため、高めたい英語スキル、深めたい知識によって使い分けする必要があります。
 
しかし、録音されている音声を聞くことでリスニング、音声を書き出すディクテーションや真似て発するシャドーイングなど、教材を用途に合せて上手く活用し様々な学習方法を用いてレッスンを重ねることでインプット学習にもアウトプット強化にも役立たせることが可能となり、使い方次第でコスパを良くしてあげることも難しくはありません。
 
また、初心者の方は会話の一連の流れからフレーズを覚えていけるもの、動画を通して学べる教材を選ぶことで、イメージ付けで記憶に覚えさせやすくもあるため、教材が推しているスキルだけではなく、取り組みやすさ継続のしやすさなど、内容もしっかりと吟味することも大切となります。
 

オンライン英会話や英会話教室との比較

 
実際に英語を使う緊張感、直々に指導してもらいフィードバックを貰うことで疑問を瞬時に解決することもできるため、オンライン英会話や通学型の英会話教室と比較すると劣る部分というのは当然ですがあります。
 
しかし、自分のペースで取り組めるため発音をじっくり聞くこと、表現を覚えてスムーズに返答する事など、英語学校に通う前の予行練習として基礎的な部分の強化学習として活用することには十分と言えます。基本を固めておくことで、英語を使う事を目的とした対人による英会話学習でしか強化できない部分にしっかりと焦点があてて取り組めるようにもなりますので、上手に活用していきましょう。
 

まとめ

 
オンライン英会話や英語学校を利用したとしても、必ず自習での英文法の学習や、より効率的に学べるように補足で強化していける参考書の買い足しは必要となります。
そして、柔軟な使い分けでListening／Speaking／Reading／Writingの能力向上を図ることのできる英語教材も、教材だけで英語を操れるレベルまで能力を向上させることは難しいため、定期的に対人で英語を使い、自分に足りない能力を見極め、必要に応じた学習方法に取り組み英語力向上につながるサイクルを確立しておくと良いでしょう。