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聞き流しのリスニング学習方法で英語耳を作ることはできる?

2021/04/04

聞き流しのリスニング学習方法で英語耳を作ることはできる?

 
学校で教わる綺麗な発音とは違い、ネイティブの話す会話になると音の繋がりや脱落が激しくなり、スピードも速いため聞き取れないと感じる人が多くいます。英語を聞き流すだけのリスニング学習方法で英語耳を作ることができるのかお伝えいたします。
 

日本語耳の構築を真似するだけは非効率

 
日本語とは異なる要素の多い英語の発音を聞き取れるようにするためには、日本語の音を自然と身に付けたように多くの英語を聞いて耳を慣らしていく学習を行う必要があります。
 
しかし、日本語耳が出来上がるまでには生まれた時から現在まで膨大の時間を費やし、自然とトレーニングを重ね身に付けたものであり、この膨大な時間を今から英語学習に掛け英語を聞き取れるようになるのは、いつになるのかと先が見えずに心が折れてしまいます。
 
また、聞くだけで英語力が向上する。聞くだけでネイティブの発音が聞き取れるようになる。といった教材では、多くの時間を費やし長年かけて取り組むことで可能となるかもしれませんが、今英語力を必要としている状況にも拘らず、何年何十年と先にリスニング力が向上しても手遅れと言えるでしょう。
 
英語時間を作り、英語の音に慣れていく学習は必要となりますが、日本語の音を習得してきた方法を真似するだけでは効率よく英語耳を作り上げることができず、一択で進めるのはベストな学習方法ではないと言えるのです。
 

聞き流しは英語基礎力を高めてから

 
知らない音というのは一種の雑音としか判断されず、英語力が低い段階で聞き流しに挑戦しても、呪文のようにしか聞こえてきません。そして、そこから意味を調べ理解していくというのは非常に手間が掛かり難易度の高い学習方法となってしまいます。
 
日本人は英語を視覚から学ぶことが多いため、まずは知っている英文法やフレーズと音を結び付けていく作業が必要となります。そのため、英語の基礎知識レベルが低いという方は、いきなりリスニング学習から始めるのではなく、英語の基礎力を高めなくてはなりません。
 
また、海外ドラマや洋画視聴による英語学習方法は視覚から取り込んだ情報と英語を、イメージによる紐づけるすることができるため、オススメの勉強方法ではありますが、初心者の方がいきなり字幕なしで視聴して聞き取り強化を行っても、効果的なリスニング力向上は期待できません。まずは字幕ありで見てから字幕なしに移行させたり、音に集中して意識的に捉えステップを踏んだ学習も大切になりますので、いきなりハードルの高い学習方法を選択しないように注意しましょう。
 

まとめ

 
英語耳を作ることは大切となりますが、教材の謳い文句を鵜呑みにしたり、レベルに合わない学習方法に取り組んでしまうと、なかなかリスニング力の向上につながりません。
そして、聞き流すだけでは理想とする英語力習得まで時間が掛かると言えます。
 
英語を再度学び始めるという人は、すぐにでも身に付けたいスキルという位置づけでもあるため、効率よく望む英語力を身に付けるためには正しい学習方法で取り組んでいきましょう。

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