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読み書き以外で英単語・英文法をインプットしていく学習方法

2021/05/03

読み書き以外で英単語・英文法をインプットしていく学習方法

 
市場には多くの英単語教材が出回ってはいますが、自分に合った学習方法で進めていくことや、複合的に行い能力バランスが崩れないように取り組むことも必要になります。今回は読み書き以外の英単語・英文法のインプット学習についてお伝えします。
 

音と共にインプット

 
書きながら覚えていく事、隙間時間を利用して読みながら知識を蓄えていくという方法には、それぞれメリットもありますが、どうしても音の知識が不足気味になってしまいます。
 
そもそも英語と日本語は音の違いが大きく、リスニングやスピーキングで苦戦し苦手意識が強い方も多いことでしょう。日本国内では英語を耳にする機会が少なく、自身で英語を聞く時間というのを作り出さなくてはならないのですが、英単語や英文法を覚えていく段階から音に意識を向けなければ、憶測や何となくで解釈して誤った音が染み付いてしまい、知っているけれど聞き取れないというリスクに繋がってしまいます。
 
リエゾンやリダクションといった音の変化を知っていく学習だけではなく、「R」「L」といった日本人が不得意とする細かな音を聞き分けられるように英単語の段階から発音を意識した勉強に取り組むのがオススメです。
 

語源やイメージと紐づけ

 
覚えなくてはと丸暗記するのでは、やはり辛さが勝ってしまい習得の挫折理由にもなってしまうため、自然と知識を蓄えていけるような工夫をすることが大切でもあります。
 
視覚から得る情報と言葉を紐づけしてあげる方法は「トイレはどこですか?」と尋ねたい時に、どこは「Where」でトイレは「restroom」と日本から変換するでもなく、頭で文字化した英語を言葉にするでもなく、無駄な工程を挟まずに「Where is the restroom?」と英語が瞬時に出てくるようになります。この方法は、子供が母国語を覚えていく際に、絵や情景と大人が話す言葉を一致させて身に付けていくのと同じになり、単語単体の意味だけではなく文法としての使い方も把握できるようになります。
 
そして、大人だからこそ取り組みやすい方法が英語の語源を理解して学習を行う方法になります。例えば、previewという単語はpre(前もって)view(見る)に分解することができ、他にもpreが付く言葉にはpreclude(前もって+閉じる)・prediction(前もって+言う)などがあり、preclude(排除)、prediction(予測)といった具合に意味の推測の幅を広げることが可能になります。語源を検索できるサイトもあり、気分転換にもなるため一度試してみるのも良いでしょう。
 

まとめ

 
インプットする学習となると、学生時代から主流であった読み書きで取り組みがちになりますが、定番の方法が必ずしも自分に合っているとは限りませんし、退屈な作業を行うことにより、英語習得自体につまらないや飽きてしまうといった感情が芽生えやすくもあります。
そして、書くと音を合せたディクテーション、読むと音を組み合わせた音読、海外ドラマ視聴でのイメージとのリンクなど、一つに絞らずに行うことで、記憶に定着しやすかったり能力レベルの偏り防止対策にもなりますので、自分に合った方法を見つけて取り組んでいきましょう。

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