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TOEICスコアは推薦・AO入試などの大学受験では有効!

2021/07/03

TOEICスコアは推薦・AO入試などの大学受験では有効!

 
大学入学共通テストにおいて民間英語試験のTOEFLやIELTSなどのスコアを利用することになりました。しかし、TOEICは大学入学共通テストに採用される英語の民間試験を辞退しています。ではTOEICには価値がないのでしょうか?今回は、TOEICスコアは推薦・AO入試などの大学受験では有効!についてお伝えします。
 

TOEICが辞退した理由

 
センター試験から大学入学共通テストへと切り替わりが行われることが決定した際には、TOEICは大学入学共通テストへの対応をしようとしていましたが、日程や成績提供の仕組みを構築するのに時間が掛かるとして辞退することになりました。
 
当時の日経新聞にも、下記の様に記されていました。
2018年に共通テストへの参加が認定された時点では、民間試験の初回の受験期間は20年4~12月と示されたが、受験後の成績提供に至るスケジュールなどが未定。
また、総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜など大学受験の種別に合わせ、段階的に成績を提供する必要性があるなど、TOEICのシステムでは困難だったとされています。
 
そして、TOEICは共通テストに参加する試験の中で唯一「聞く・読む」と「話す・書く」の試験を別々に実施していることもあり、申し込みも別・試験日程や結果提供の時期も違ったため、求められる要望に答えられないと判断し辞退する結果となりました。
 

TOEICは入試の種類によっては受験で有効

 
TOEICは大学入学共通テストの参加は見送りましたが、通年通り推薦入試やAO入試といった受験方式でのスコア提出には利用できることもあり、日本の大学受験での必要性がまったく無くなった訳ではありません。一部大学では一般入試でも利用できるため、TOEICで結果を残すことも受験を有利に進める手段として活用できます。
 
また、TOEICスコアはビジネスの場で使用する英語を想定されている試験だからこそ、就職や昇給・昇進といった場面でも利用できるため、TOEICでハイスコアを獲得することは無駄ではないのです。
 
ただし、現代社会で求められている英語力は、英語4技能が備わっている人材であることには違いありませんので、TOEICでハイスコアを目指す場合であっても英語の総合力を高める学習を行うことをおすすめします。
 

まとめ

 
TOEICは、大学入学共通テストからは撤退することになりましたが、大学受験やビジネスシーンでの活用の場は残されています。今後はTOEICなどの民間英語試験のスコアによっても、任される仕事内容やキャリアにも違いが生じることが予測されています。高い英語力を養うことが重要な時代ですので、使える英語力を身に付けTOEICなどの民間英語試験で結果を残せる様にしていきましょう。

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