TOEIC試験で無駄な学習に取り組まないための現状分析

TOEIC試験で無駄な学習に取り組まないための現状分析

 
TOEIC対策のための教材や学習コンテンツも増え勉強が行いやすくなってはいますが、考えなしに学習方法を選んでしまうと、成果の見えない無駄な学習の繰り返しになってしまいます。そのためTOEIC試験においても、現状の英語レベルの分析は絶対的に必要なプロセスになります。
 

課題は人それぞれ

 
TOEIC試験を受けるにあたり、目標とするスコアを目指して勉強することでしょう。
受験を終えて目標地点に到達できなかった、思ったようにスコアを伸ばすことができなかったなど、結果に満足することができなかった方は必ず試験を振り返ると思います。
 
英語力が不足していると一括りにしてしまえば原因は一緒だとは思いますが、一口に英語力と言っても英語という語学はListening／Speaking／Reading／Writingの4技能から成り立つものであり、さらに英単語や英文法の知識が十分でない、構文能力不足、発音への理解が足りないなど、人によって向上させなければならない要素というのは異なります。
 
そのため、問題点を的確に捉えずに、スコアが低かったセクションを中心に問題集や参考書を手にしてむやみやたらに勉強を行うのでは、非効率な学習の繰り返しとなってしまうため、分析することは必要なプロセスになります。
 

2技能強化は強制ではない

 
TOEIC L&Rはリスニングとリーディングスキルを測る試験となるため、2技能のみに意識を集中させることができますが、仕事や海外留学で必要とされているのは4技能になります。
つまり就職のためにTOEIC試験でスコアを取るという目先の目標をクリアするためだけの英語力に目を向けて勉強すれば、就労時には歯が立たない英語力に幻滅することになるでしょう。
そうして、社会人になって時間に余裕がないと嘆きながら、使える英語力に昇華させるために再度英語を学び直しするという状況につながるのです。
 
TOEIC試験は2技能だけに意識を向ければ4技能を向上させる勉強よりも学習負担を掛けずにハイスコアを取ることができますが、2技能だけ強化しなければハイスコアが取れないというわけではありません。
そのため、試験が対象であっても将来を見据えた英語力習得のための英語学習を行うことが大切であると言えるのです。
 

まとめ

 
学習に時間をかけ英語を詰め込んだ分だけ身になるというわけではないため、学習時間を有効に活用するためには効率的・効果的を考えなくてはなりません。そのため、試験だけではなく、英語力を向上させるためには現状の英語力を知るための課程は必要となります。
 
そして、TOEICで結果を出すためにとりあえず2技能を強化する。受験突破のために傾向と対策学習に比重をおきつつ詰め込み式の暗記型学習を行う。などは根本的な英語力が向上しないという現実からの妥協した解決策になっている人も少なくありません。
難しいと感じる英語から抜け出し、根幹から英語力の向上を図り使える英語力で試験突破を目指したい方は、ぜひ一度LIBERTYの無料カウンセリングへお越しください。