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外資系への転職。TOEICとTOEFL試験のどちらを意識する?

2021/07/04

外資系への転職。TOEICとTOEFL試験のどちらを意識する?

 
キャリアアップを図るために転職を意識する社会人も少なくありません。その中でグローバルな環境で活躍したいと考える人は実力主義の外資系を選択するケースもあります。今回は外資系への転職ではTOEICとTOEFL試験のどちらを意識するべきかお伝えします。
 

目的で見る試験の違い

 
TOEIC試験にはListening & Reading(聞く・読む)を測るTOEIC L&Rと、Speaking & Writing(話す・書く)を測るTOEIC S&Wの試験がありますが、一般的にTOEIC試験と呼ばれるのはL&R試験になります。
TOEIC試験はビジネ英語力に焦点を当てたテストとなるため、出題内容もビジネスシーンを想定したものとなります。そのため、TOEIC試験を対象とした学習に取り組むことで、必然的にビジネス英語力や知識が強化されることになり、就職や転職の際だけではなく、企業内での昇進や昇給の際の要件とされることもあります。
 
一方でTOEFLはListening/Speaking/Reading/Writingの4技能を測る試験となり、非英語圏の人々を対象とし英語圏への大学や大学院に入学して修了するための英語力が備わっているかどうかを見極めるために用いられ、海外大学(主にアメリカやカナダ)では入学の条件とされています。
 

外資系企業へのアピールにつながるのはどっち?

 
一見ビジネス英語というワードからTOEICが有利のように感じますが、先ほど説明した通り企業提出へはTOEIC L&Rが一般的であり、2技能を測るTOEIC L&R試験を対象とした学習にしか取り組まなかった方は、日本人が苦手意識を抱いている話す能力や文法を構築する能力が強化されずに、英語による面接で苦戦することとなるでしょう。
 
そのため、Listening/Speaking/Reading/Writingの4技能をアピールするのであればTOEICよりも難易度の高いTOEFLを受験することも考えておくべきと言えます。
 
もちろん、転職希望先の会社が要件としている試験のスコア獲得を目標とすることが優先とするべきではありますが、どちらが有利になるかと考えるのではなく、自身の英語力の弱点を知りスキルアップを図るためには、どちらも役立つツールと考え活用することをオススメします。
 

まとめ

 
ビジネス知識を取り込みつつビジネス英語力を鍛えられるTOEIC受験、英語運用能力を高め同僚や取引相手と円滑な人間関係を築き仕事の生産性につながるTOEFL試験。どちらも仕事で活かすこのできる英語力の向上を目指せるため、余裕がある方は、どちらか一方という考えではなく、またTOEIC・TOEFLといった縛りを持つことはせずに、英検など英語民間試験にトライし続けるのがオススメです。
言語学習には終わりはありません。転職後のキャリアップなども視野に入れて高い英語力を養う取り組みに励みましょう。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
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