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多国籍の外国人と共に仕事をする社会人が意識するべき英語力

2021/07/04

多国籍の外国人と共に仕事をする社会人が意識するべき英語力

 
グローバル化が押し進み、職場の同僚や上司など多国籍の人と働く機会が増えたと感じる人も多いことでしょう。国が違えば文化や考え方も異なる部分があるため、外国人と共に仕事をする社会人が意識すべき英語力と意思疎通を図る際のポイントについてお伝えします。
 

異文化理解を示したコミュニケーション

 
日本人は多数派が正義といった具合に、否定されるのを拒絶して意見をすり合わせようとする国民性であり、否定的な意見を持っていたとしても、はっきりと言うことはなく、曖昧な表現で「あとは汲み取ってください」「空気読めるでしょ」と言わんばかりに相手に投げる傾向にあります。
 
無駄な衝突を避けるための行動でもありますが「察して」と丸投げした人は責められることはなく、空気を読む側の能力が問われることもあります。
しかし、互いを尊重して意見を出し合うという環境で育った外国人にとっては理解しがたい行動でもあり、日本人の曖昧な表現というのは的確な意見や指示ではないため、誤解やすれ違いが生じてしまいます。コミュニケーションに支障が出れば業務へのモチベーションにもつながりますし、ダイレクトに業務に影響を与え企業の損失となりえることもあります。
 
こういった無駄なすれ違いを起こさないためにも、相手の国の文化や習慣といったものを理解すること、「行動が理解できない」と避けるのではなくコミュニケーションを図り相手の考えを引き出すことは円滑な仕事を行うためのプロセスでもあるのです。
 

言語は「伝える」役割

 
海外旅行などでは単語を並べたレベルの英語力でも、そこまで困るケースというのはありませんが、仕事ではスピーディーでなおかつ正確な意思伝達が必要となり、その役割を担っている言語となる英語レベルは使えるものに仕上げなくてはなりません。
 
会社という組織内では日常で友人と気を抜いて話すわけではなく、言葉遣いやマナーなど気を付けている方も多いことでしょうが、難しい言葉を並べればよいというわけではありません。シンプルでわかりやすい言葉の方が作業が効率よく行える場合もありますし、相手の理解度が高ければ誤解がトラブルを招くといったリスクも軽減できます。
 
これは英語だけに限った話ではありません。日本語が話せる外国の方を相手とする場合には、日本語で話す機会もあることでしょう。そういった場合にも、簡潔に要点をまとめた易しい言葉の方が伝わることが多く、配慮してあげることで仕事の効率アップにも円滑な関係作りにも役立つでしょう。
 

まとめ

 
試験では難しい語彙や文法を覚えていくほどにスコア獲得につながりますが、難しい言葉の方が相手に伝わるかと言えば、そうではありません。
そして、言語は意思疎通や意思伝達を図るためのツールであるため、相手の文化や気持ちを無視した英語力だけでは意味がありませんので、仕事を円滑にこなすための英語力と仕事の生産性を上げるための人間関係を意識したコミュニケーションも大切にしていきましょう。

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