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TOEICで出題されるシチュエーションは実践で役立つ?

2021/08/01

TOEICで出題されるシチュエーションは実践で役立つ?

 
TOEIC試験は就職や転職を有利に進めるために挑む方が多いですが、ビジネス英語力を測る試験でもあるため、仕事で活きる英語習得を目的としてチャレンジする方もいる事でしょう。しかし、ビジネスを想定した出題内容が実践で役立つのか気になるポイントでもあります。
 

TOEICで出題されるシチュエーション

 
TOEFLやIELTSでは学術的、TOEIC試験ではビジネスといった試験によって出題される内容の傾向に偏りがあります。出題内容を把握する事で試験の対策を立てやすくなり、イメージ付けしやすくなることで解答スピードや正答率につなげることができるようになるため、出題内容に対して耐性をつけておくことは大切です。
 
TOEICでは、ビジネスシーンが中心で非現実的なシーンの出題はされません。同僚や上司への業務依頼、アポイント、見積もり依頼といった基本業務から、報告会議やプレゼンといったビジネスレベルが求められる内容。主張先で想定される飛行機トラブル、ホテルの予約といったものが出題されますが、リスニングとリーディング2技能を測るテストとなり、読んで聞いて解いていくため、英語を発信するテストよりも難易度は易しいと感じるでしょう。
 

実践でも役立つ知識

 
TOEICは基本的にフォーマルな表現となるため、日常の会話で使用すると少しお堅い印象を相手に与えてしまいますが、ビジネスパートナーやクライアントに仲間同士で会話する際には役立つ知識となります。また、試験の出題内容と同じ境遇に出くわす場合もありますので、試験の際にしっかりとシチュエーションのイメージ化で解くことができていた人は、スムーズに言葉を理解して対処することもできるでしょう。
 
ただし、TOEIC試験で得た英語知識はビジネスシーンで活かすことができますが、TOEIC対策の英語学習だけで業務を支障なく遂行できるかは、また別の話になります。
自身が働く職業が専門知識を要するのであれば、別途語彙を高める学習に励まなければなりませんし、何よりもTOEIC試験はアウトプットを測るテストではないため、構文力やスピーキングスキルが磨かれることはありません。
 
そのため、英語の基礎力を育成したり、仕事で活かすことのできるビジネス英語を蓄えるという認識で受験し、自身が仕事としている業界や職務に特化した英語知識を高めたり、応用力や柔軟性のあるビジネスで本当の意味で使える英会話力へと成長させるための英語学習に励みましょう。
 

まとめ

 
試験の出題傾向は異なる部分もありますが問題集を利用することでも掴めます。勉強しなくてはならない範囲の見当をつけることもでき、積み重ねることで耐性も生まれてくるため、傾向を知ることは試験では大切なことになります。
そして、文章や音声から情景をイメージ化できれば英語脳構築にも結びつきますし、実際のビジネスシーンでもインプットした情報をスムーズに引き出すことができますので、TOEIC試験で蓄えた知識がより活きると言えるでしょう。
しかし、養われない力というのは当然ありますので、TOEIC試験の知識を存分に発揮したいならば、使える英語力昇華への英語学習は続けていきましょう。

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