TOEIC試験の耐性がつく公式問題集を手放し英語力向上に

TOEIC試験の耐性がつく公式問題集を手放し英語力向上に

 
TOEIC試験は過去問が出回っておらず、問題集で耐性をつけていく事になりますが、中でもETSが刊行している公式問題集は受験者であれば一度は取り組むでしょう。しかし、スコアアップを狙うための公式問題集を手放して英語力向上にフォーカスした学習への転換も必要になります。
 

公式問題集の魅力

 
幾度も試験にチャレンジしていれば、試験の感覚を掴んでいけるものですが、模擬試験を行い耐性をつけ、結果から問題点を洗い出して次への課題を見出したり、出題内容の傾向を知り流れを掴んだりすることでTOEIC試験本番への英語力や心の準備を行うことができるようになります。
 
TOEICは過去問がないため、耐性をつける手段として用いることのできるものが問題集です。その中でもTOEIC試験を運用している一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が開発している公式問題集は、公式スピーカーによる音声CDがついていたり、範囲換算表が付属しているため目安を知ることができるなど、本番と同じプロセスで制作された問題集となるため、シミュレーションを行うには最適になります。
 
ただし、英語の基礎知識が十分でない初級者にとってはレベルが高いと感じてしまうため、難易度が易しい非公式問題集でトレーニングを積むと良いでしょう。
 

問題集から卒業するべき理由

 
試験でのハイスコア獲得は就職の内定や大学合格にキャリアアップなど目的達成に近づくためのものであり、スコアを取るために英語の勉強をしているわけではないという方がほとんどではないでしょうか。
しかし、夢を叶えるための一歩で躓けば先につなげることができなくなるため、躍起になってスコアに依存した学習に偏重してしまう学習者も少なくありません。
 
今は試験が目標ではありますが、問題集に依存した学習を続けていては使える英語力を養うことはできません。特にTOEIC L&Rはリスニングとリーディングを測る試験であるため、英語を受け取るスキルに偏り、発信するスキルと極端に差が生まれてしまいます。
 
また、参考書や問題集といったテキストと向き合い、ひたすらインプットを重ね暗記力でカバーする英語力を卒業することも考えなくてはなりませんが、英語の組み立てが難解と感じてしまうことが原因の一つであるため、苦手意識を解消してあげることが根本的な解決に至ります。
 
英語の構造や規則性といった英語を概念から理解して、難解なパズルのような英語から抜け出し、試験英語を生きた英語力に変えたい方、実力でハイスコアを狙うことのできる高い英語力を身に付けたい方は、ぜひ一度LIBERTYの無料カウンセリングへお越しください。
 

まとめ

 
TOEIC試験本番に向けた英語力と心の準備には公式問題集を活用することはオススメです。
しかし、仕事や学業などで、英語で何かを行うことを要求された時に難なくこなすための能力を身に付けるためには、問題集や参考書に依存した学習だけでは厳しいと言えますので、目的達成に必要な英語力を見失うことなく英語学習に励みましょう。