TOEIC試験に挑む前に初級者のためのbridge試験

TOEIC試験に挑む前に初級者のためのbridge試験

 
英語初級者・中級者・上級者も同じ問題を解くことになるTOEIC試験は、初学者にとってハードルが高いと感じてしまうことは、しばしばあります。学習を始めたばかりの方は、より英語の基礎的な目標設定にできるTOEIC bridge試験を利用するのもオススメです。
 

TOEIC試験との違い

 
TOEIC試験は日本国内で浸透している英語民間試験でもあるため、ほとんどの方が知っていて、今まさにTOEIC試験に向けて勉強中という方も多いことでしょう。
TOEIC試験がビジネス英語力をメインとしている一方で、TOEIC bridge試験は日常英会話にフォーカスが当てられ、初級から中級レベルの基礎的な英語力を測ることのできるテストになります。
 
TOEIC試験と比較すると出題される内容や選択肢はケアレスミスを誘導するような複雑化はされておらず、シンプルであるため要求されるタスクレベルも易しくなります。
また、試験時間や問題数も半分程度になっているため、TOEIC試験でのボリュームが多くて集中力が保てない、時間が足りないといった、英語スキルと直結しないスコア伸び悩みの問題点が軽減されます。
 

TOEICを視野に入れている英語初心者にはオススメ

 
初心者が学習する過程でも目標をもって取り組むことが大切となり、目標として設定しやすいのが能力を点数として可視化してくれる試験になります。
しかし、基礎力が固まっていないままレベルが高いと感じる試験に挑めば、当然ハイスコアを獲得することは難しく、結果によってはモチベーションが下がってしまう人も少なくありません。
 
基礎力に絞った試験でもあるTOEIC bridgeは初期目標として活用しやすいと言え、TOEIC bridgeを対象とした学習を行うことで基礎力を養っていくことが出来ますし、TOEIC試験に必要な英語力のベースを育てることにもつながります。
 
また、TOEIC bridge試験はTOEICとは異なる部分はありますが、解答様式など類似している点もあるため、本番に備えた練習試合として活用することもでき、緊張への耐性や集中力維持といった感覚を掴むのにも役立つでしょう。
 

まとめ

 
TOEIC試験ではビジネスに必要な英単語や英文法を覚えることとなりますが、中学英語や高校英語といった英語の基礎的な範囲ができていなければ、解くことが難しくなります。そのため、英語学習を始めたばかりで基礎があやふやであったり、基礎力を測りたいという人はTOEIC bridgeに挑戦する価値はあるでしょう。
また、日本人が苦手とするアウトプットにあたる話す・書くを測ることのできるTOEIC Bridge S&Wもありますので、インプットに能力が偏らないように受験するのもオススメです。