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思い込みを無くそう!TOEICスコアが使える英語ではない理由

2021/09/02

思い込みを無くそう!TOEICスコアが使える英語ではない理由

 
英語学習する学生や社会人の方の成長を確認するための民間英語試験のTOEIC。
日本人でもハイスコアを獲得することができる英語試験ですが、このハイスコアを獲得したことに安堵している方も少なくはないはずです。今回は、思い込みを無くそう!TOEICスコアが使える英語ではない理由についてお伝えします。
 

習熟度を確かめるための英語試験

 
日本人の多くが受験するTOEICは、進学や就職といったシーンでも活用できる民間英語試験です。ハイスコアを獲得することで、大学受験を有利にできたりキャリアアップにも繋がるためTOEIC試験に向けた学習を行うことでしょう。
 
しかし、このTOEICでのハイスコアが必ずしも有益な状況に転じるとは言えません。
TOEICは、英語の「聞く」(リスニング)能力と、「読む」(リーディング)能力を判定する試験となり、英語4技能までの能力を必要としません。
 
これが何を意味するかと言えば、「書く」「話す」といった能力が無くてもハイスコアが獲得できるのです。英語はコミュニケーションツールですので、話すや書く能力がなければ意味がありません。そのことを承知の上で、英語の習熟度を試す試験として活用することは大切です。TOEICでハイスコアを獲得したことが英語上級者という判断は間違いと言えるでしょう。
 

TOEICスコアが使える英語ではない

 
TOEICで測られる能力は、読み聞きできる能力を確かめるものです。従って、相手の情報を読み解くことは可能であるかの判断材料にはなりますが、自身で正しい英語を発し相手に思いを伝えるといった能力の判定は行われません。
 
国際社会の舞台であったり留学先でコミュニケーションを図れる能力が備わっているかの英語力を確かめるものではありません。これが、現代社会にとってはかなり問題なのです。海外企業とのやり取りが増えている国内企業においても、英語を話せる人材を増やしたいけれど、話す・書くを正しく高いレベルで行える日本人は少ないため、社会人になってから必死になって学ぶという傾向にあります。
 
これが時間を要するのは当然でもあります。日頃の日常業務を熟しながら英語習得に励むとなると、モチベーションを高く持ち学んでいかなければいけないため、かなり厳しいというのが実情でもあるでしょう。だからこそ、学生時代から使える英語を意識して勉強しなければいけません。そうして、使える英語力を養っていくことが、TOEICのスコアにも反映されていくのです。2技能だけに特化した英語学習ではなく、英語総合力を高める学習に勤しむことをおすすめします。
 

まとめ

 
日本ではTOEICスコアを活用することのできるシーンがあるため、受験する学生や社会人は多いです。ですが、このTOEICで獲得するスコアは、英語能力の一部を測るための試験であって、総合的な英語力を測るための試験ではありません。
TOEICのスコアアップやハイスコアを目指すのであれば、暗記一辺倒のTOEIC対策だけでなく、英語4技能を総合的に高め結果を残せる様に学習することをおすすめします。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
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