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帰国子女の特徴から学ぶ、日本人学生が持つべきスキルとは

2021/10/02

帰国子女の特徴から学ぶ、日本人学生が持つべきスキルとは

 
令和に入っても国際交流や留学制度は盛んです。バブル経済の頃は海外へ出ていた帰国子女が数多く日本へ戻り、帰国子女に対しての研究が多くなされたそうです。研究テーマにもされた帰国子女の特徴から学ぶ、日本人学生が持つべきスキルとは何か、考えてみました。
 

単に言語だけではない?海外経験から学ぶこと

 
海外留学に憧れていますか?
結論から申し上げるならば、一度は思い切って海外留学など「異文化に触れながら言語を勉強できる環境」へ行って頂きたいと思います。
 
おかしな話だと思われるかもしれませんが、海外へ行くと異文化を楽しめる場合もあるのですが、逆に日本という国や環境、文化がいかに素晴らしいのかも実感できるのです。
「外から日本を客観的に見つめる」という経験ができるのは、海外へ行った人だけですので尚更、強くお勧めします。
 

帰国子女から学ぶべきスキルとは

 
話が逸れましたが、かつてバブル経済期には帰国子女について調査研究が実施されたようです。「帰国子女の持つ望ましい特性」を明らかにした代表的な調査結果として当時、東京学芸大学の中西晃教授のまとめた「帰国子女とその特性」というものがあり、要約すると「帰国子女は外国で生活したため、日本人とは異なる生活スタイルを身につけて判断基準、価値基準も日本の一般的な子供が持ち合わせていない側面を持ち合わせている」とのことです。
 
中でも好ましい特性がいくつか列挙されています。まずは勿論、言語スキルです。外国語で教育を受けているのでその言語が優れているというだけではなく、関連した知識も身に付いているとされています。次は国際的な感覚です。
 
「その国の生活様式、習慣、物の考え方・見方を理解してその国の生活規範を身に付けている」「相手国の文化パターンを認知していることであり、自国文化と比較できる複眼的視野を有している」「外国人と多く接触してきたことにより、彼らに対しても素直に、臆せず、適切に対応しうる資質を備えている」と述べられています。日本と海外の文化を比較するというのは前項目でも記載した通りです。
 
他にも自己表明や自立精神、積極性についても述べられています。いずれも日本人学生にはあまり無い性質ですが、国際的に活躍する上で大事なものばかりです。
 

まとめ

 
今回は大まかですが、海外から日本を見ることの重要性と、帰国子女として海外の言語以外のものも習得した人と日本人学生の違いの研究結果についてお話しました。勿論、日本人学生にも良い部分はあります。ただ一度は自身の目で、広い世界を見渡して知識を培う事をお勧めします。

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