英語学習者へのエール

留学/大学・大学院進学/英語学習/その他関連記事

留学経験済み。TOEICハイスコアでもネイティブ英語は厳しい

2021/11/02

留学経験済み。TOEICハイスコアでもネイティブ英語は厳しい

 
TOEIC試験で800点以上のスコアをとり、英語力に磨きをかけるために留学経験を積んでも、やっぱりネイティブ英語についていけないと感じる人も少なくありません。今回は、留学経験済み。TOEICハイスコアでもネイティブ英語は厳しいについてお伝えします。
 

留学やTOEICが飾りになっていないことが前提

 
留学に行ったり、試験でハイスコアを収めていれば、イコールとして英語が話せるという勘違いをしている方も少なくありません。
 
留学では、国内でどれほど基礎を固め、実践的なトレーニングを重ねたか、英語を勉強するという強い思いで日々を過ごし現地で積極的に英語を用いたのかによって成長度合いが異なり、個人差が激しいものでもあります。
 
また、TOEICはListeningとReadingの2技能を測る試験であり、なおかつコミュニケーションに欠かせないアウトプット力が測られることはありません。そして、選択肢の有無や、聞き手が聞きやすいように話されるリスニングセクションでの綺麗な音声も試験と実践では大きな違いとなるため、ギャップを埋められる英語力を持ち合わせていなければ、いくらTOEICで800点や900点以上といったハイスコアを取得しても、実践で対応できないというケースも稀ではないのです。
 
ネイティブ並みの英語力を目標とする方も多いのですが、それ以前に試験でしか通用しない英語力ではないのか、そもそも一般的な英会話をこなすことのできる英語レベルであるのか、目標が高くなり過ぎないように、まず目指すべき地点について考えていきましょう。
 

ネイティブ英語は改めて学習する

 
ネイティブの英会話力は語彙力が豊富、発話スピードが速い、音声変化が激しいといった特徴があります。
そのため、ノンネイティブとの英会話では支障がない英語力を保持していても、ネイティブとの英会話、ネイティブ同士の英会話に付いていけないという状況に遭遇するケースもあるのです。
 
一般的な英会話をこなすことを目標として、達成した後に、さらにレベルの高いネイティブ英語を目指すのであれば、改めてネイティブ英語に触れていく学習が必要になります。
海外ドラマや洋画を視聴して発音知識を高めたり、会話のテンポを体で感じていくのも良いですし、シャドーイング学習法でより体に染み込ませていくのもオススメです。
 
また、会話に付いていけない理由が英語力でない場合もあります。
笑いの観点が違っていれば、認識がワンテンポ遅れることもあり、文化や風習の違いによって、言葉が示す行動自体への受け入れがスムーズにいかないこともあります。
そして、考え中の沈黙も、ネイティブからしたら理解しているとみなされ会話がどんどん進んでいく事があるなど、英語力が問題でないケースもあるので、語学だけではなく教養を身に付けていく事も大切です。
 

まとめ

 
ネイティブ並みの英会話力に憧れを抱く学習者も多いことでしょう。ですが、一般的な英会話力で苦戦している人にとっては、ハイレベルな英語力となってしまうため、まずは仕事やコミュニケーションで活きる英語力習得から始めましょう。
また、ネイティブについていけないと比較して必要以上に落ち込むことはせずに、高みを目指すという想いで目標とする姿勢が大事なポイントになります。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

今すぐ無料カウンセリングを予約する(1分で完了)

無料カウンセリングのご予約 電話

完璧で本質的な英語力の習得を目指すなら

無料カウンセリングのご予約