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社会人の転職とTOEIC受験についての考察

2022/01/02

社会人の転職とTOEIC受験についての考察

 
受験者の多くが社会人であるTOEIC。今回は特に転職を考えている社会人のために、TOEICの概要を簡単にご説明しながら、社会人の転職とTOEIC受験の関係について書いていきたいと思います。
 

TOEICとは

 
TOEIC(トーイ際コミュニケーション力」を測るための英語のテストです。留学ではアカデミックな英語力を問うTOEFL、IELTSなどが多く採用されていますが、ビジネスシーンではTOEICで英語ック/トイック)とは「Test Of English for International Communication」を縮めたもので、「国力を測るのが一般的です。TOEICには全部で5つのタイプのテストがありますが、主流はリスニング(聞く力)とリーディング(読む力)を問う試験「Listening & Reading」(L&R)です。
 

TOEIC L&Rの基本情報

 
リスニング、リーディングの両セクションが495点満点、したがってスコアの満点は990点となります。5点刻みで点数がついていきます。試験の前半は45分間のリスニング・セクションで4パート100問です。後半は75分間のリーディング・セクションで3パート100問です。設問・選択肢共に全て英語で書かれており、解答は全てマークシートに記入します。年間10回、全国80の都市で実施されます。
 

転職におけるTOEICスコアの活用実態

 
日本でTOEICを運用しているIiBCが、全国2442の企業・団体を対象に調査した「英語活用実態調査2019」の結果を見ていきたいと思います。企業・団体内で英語がどのように使用されているかを訊いた問いにおいて「人材採用時、配属部署の決定や異動時に、一定の英語能力が求められる」と回答した企業は18%に留まっています。
 
これだけを見ると、英語はあまり転職に生かされないように思われますが、3年後に企業・団体内で英語がどのように使用されているかの見通しを聞くと、この項目が36.7%になっています。このように、仕事上英語を話す必要があるかないかに拘わらず、英語は人材採用や配属決めのひとつの基準として機能していくという見通しを多くの企業が持っていると言えます。また、採用時にTOEICのスコアを使うかを訊いた問いでは、英語を使用する部署の中途採用においては10.2%が要件とし、43.6%が参考とすると回答しています。すなわち、半分以上がTOEICのスコアを何らかの形で採用に組み込んでいるというわけです。
 
参照:英語活用実態調査2019
 

まとめ

 
今回参考にした調査は2年前のものです。この調査の後に、新型コロナウィルスの感染拡大がインターネットを介して人とつながる可能性を大きく拡げました。繋がろうと思えば、たとえ自宅からでも、いとも簡単に海外の人と繋がれるということが当たり前になってきたのです。そこから考えられるのは、この調査をした時点よりも現在の方がより採用における英語の価値が高まっているということです。
いずれにせよTOEICで好成績を収めることは転職の可能性を拡げるということは間違いなさそうです。転職を考えている方は比類なき実績を誇るLIBERTYで本物の英語を学習し、TOEICハイスコアを狙ってみましょう。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
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