TOEFLとIELTS、MBA受験におすすめなのは？

TOEFLとIELTS、MBA受験におすすめなのは？

 
MBA（Master of Business Administration）とは経営学修士のことで、ビジネスパーソンに人気の高い学位です。海外MBAの取得を目指す場合、出願の際に英語力を示す必要があります。今回は「TOEFLとIELTS、MBA受験におすすめなのはどっち？」という疑問について考えてみます。
 

海外でMBAを取得するメリット

 
MBAはビジネススクールと呼ばれる日本の経営大学院でも取得することができますが、会社を休職するなどして海外MBAを目指す社会人もたくさんいます。国内よりも費用はかかりますが、それなりに大きなメリットがあります。
 
ひとつは、経営の基礎知識やノウハウと同時にビジネス英語を学べること。講義やディスカッションだけでなく普段の生活でも英語を使うため、ビジネス英語を磨くには最適な環境です。
そして、世界中にネットワークをつくることができる点も魅力。世界各国から海外MBA取得を目指して集まった人たちと知り合うことで、将来の可能性が広がります。グループワークも多く行われるため、切磋琢磨しながら友好を深め、世界各地に将来のビジネスパートナーを見つけることができるかもしれません。
 

TOEFLとIELTSどちらを受けるべき？

 
授業は英語で行われるため、当然ながら入学の時点で英語力が求められ、海外MBAの受験には英語力を証明するものを提出しなければなりません。多くのスクールがTOEFLとIELTSどちらのスコアでも認めていますが、これから対策を始める場合、どちらを受けたほうがいいのでしょうか？
 
まずは希望のスクールの募集要項を確認しましょう。有名なところだと、一般的にはTOEFL100点以上、IELTS6.5～7.5程度が条件になっています。一概にどちらの難易度が低いとは言えませんが、TOEFLでは試験が全てパソコンのモニター上で行われるのに対し、IELTSは紙での筆記があったりスピーキングテストが別日で対面に実施されたりするなど、試験方法に差があります。また、IELTSでは技能にまたがった複合問題がないため、点数を取りやすいという声もありますが、日本ではTOEFLのほうが知名度が高く、MBA留学以外の転職活動などでもアピール効果が得やすくなっています。
 

まとめ

 
目指すスクールがTOEFLとIELTSどちらのスコアも認めている場合、自分の得意不得意などを考慮してどちらが合っているか検討しましょう。受ける試験によって、効果的な勉強方法が変わってきます。LIBERTYではニーズに合わせて両方の対策コースを用意しているので、迷ったらカウンセリングでご相談ください。